タイトル等
2013イタリア・ボローニャ国際絵本原画展
特別展示「ボローニャ発世界へ ―絵本作家たちの挑戦―」
会場
板橋区立美術館
会期
2013-06-29~2013-08-11
休催日
月曜日 (但し7/15は祝日のため開館し、翌日休館)
開催時間
9:30~17:00
入館は16:30まで
観覧料
一般 650円、高校・大学生 450円、小・中学生 200円
*土曜日は小中高校生は無料で観覧できます
*20名以上団体、65歳以上高齢者、身障者割引あり
主催者
板橋区立美術館、日本国際児童図書評議会 (JBBY)
概要
2013イタリア・ボローニャ国際絵本原画展
ボローニャ国際絵本原画展は、世界でも最大級の規模を誇る絵本原画コンクールとして知られ、1967年より毎年開催されています。2013年は、世界64ヶ国より3,147もの応募があり、日本からの16作家を含む24ヶ国77作家が入選となりました。板橋区立美術館では、今年もその全入選作品を展示します。また、特別展示として、ボローニャ展をきっかけに海外で絵本を出版した日本の21人(組)のイラストレーターを紹介します。会期中には、絵本に関するさまざまなイベントも予定しています。

ボローニャ国際絵本原画展とは…
イタリアの古都・ボローニャでは、毎春、児童書専門の見本市「ボローニャ・ブックフェア」が開催されます。そこは、ビジネスの場所であると同時に、人々が出会い、新たな企画を話し合う場として、児童書を取り巻く多くの人々が世界中から集まります。1967年、このブックフェアに伴うイベントとして、「ボローニャ国際絵本原画展」は始まりました。子どもの本のために描かれた作品(5枚一組)であれば誰でも応募できることから、新人イラストレーターの登竜門としても知られ、本展をきっかけに多くの絵本作家が生まれてきました。本展の魅力は、実験的な試みを受け入れ、多様な絵本表現が見られるところにあります。世界中から集まる多数の応募作品は、有名作家の作品も新人作家の作品も同一のテーブルに並べられ、審査されます。国際審査団は、編集者や絵本作家、研究者など多彩な顔ぶれで構成され、毎年メンバーが入れ替わります。

特別展示 ボローニャ発世界へ ―絵本作家たちの挑戦
本展は、日本のイラストレーターたちがボローニャ・ブックフェアという場を使って、自ら海外の出版社に挑戦して世界を広げていく現象に注目するものです。イラストレーターたちは、ボローニャ展への入選や、ブックフェアでの売り込み活動などを通して、認めてくれる編集者と出会い、絵本出版を成し遂げています。さらに、海外で出版された後に日本語版が出版される「逆輸入」のようなケースも起きています。三浦太郎やいまいあやのをはじめ、ボローニャからはばたいた21人(組)のイラストレーターを、原画と絵本でご紹介します。
イベント情報
講演会

オープン記念対談
「マイケルとお仕事してみると」
マイケル・ノイゲバウアー (マイネディション出版)、いまいあやの (絵本作家)、たしろちさと (絵本作家)、よねづゆうすけ (絵本作家)
特別展示「ボローニャ発世界へ」関連企画第1弾。ボローニャ・ブックフェアで多くの新人絵本作家を発掘してきた敏腕編集者と、彼とともに絵本を作っている日本の絵本作家をお招きします。
日時 6月29日(土) 13:00~15:00
通訳 前沢明枝
先着100名・申込不要・聴講無料・当館講義室にて

対談
「<手から手へ展>関連企画 絵本の国のサポーターたち」
大林えり子 (ブックギャラリーポポタム店長)、兼森理恵 (丸善丸の内本店 児童書担当)、西須由紀 (ピンポイントギャラリーオーナー)
司会 広松由希子 (絵本評論家)
震災をきっかけに企画された絵本作家の展覧会「手から手へ展」は、多くの人たちのつながりによって広がり、海外での展示を経て今年から日本国内を巡回しています。絵本の国のサポーターのみなさんが、 この展覧会に寄せる思いを語ります。
日時 7月21日(日) 14:00~15:30
先着100名・申込不要・聴講無料・当館講義室にて

講演会
「ボローニャ・ブックフェア物語」
市口桂子 (漫画家・著述家)
今年50周年を迎えたボローニャ・ブックフェア。その誕生の秘密や人間模様を、ボローニャ在住のノンフィクションライター市ロ桂子さんにお話いただきます。
日時 7月6日(土) 14:00~15:30
先着100名・申込不要・聴講無料・当館講義室にて

講演会「タラブックスの仕事」
ギータ・ウォルフ (タラブックス出版)
インドで地元の作家や職人と共に質の高い絵本を作り出すタラブックスは、近年注目の出版社です。本年のボローニャ展の審査員を務めた同出版社のウォルフ氏に、自身の出版活動や今年の審査について伺います。
日時 7月28日(日) 14:00~15:30
通訳 森泉文美
先着100名・申込不要・聴講無料・当館講義室にて

講演会
「絵本―日本の仕事・海外の仕事」
三浦太郎 (絵本作家)
特別展示「ボローニャ発世界へ」関連企画第2弾は、ボローニャ展入選やブックフェアでの活動をきっかけに絵本作家の道を進んだ三浦太郎さんに、ご自身の絵本制作やボローニャへの思いを伺います。
日時 7月7日(日) 14:00~15:30
先着100名・申込不要・聴講無料・当館講義室にて

講演会
「手話絵本『森に棲む動物たち』の出版にむけて」
駒形克己 (造本作家・デザイナー)
今年のブックフェアで聴覚障がい児向けの新作絵本を発表した駒形克己さんが、人々が共有できる絵本の可能性についてお話します。
日時 8月3日(土) 14:00~15:30
先着100名・申込不要・聴講無料・当館講義室にて

集中講座

第10回夏の教室「絵本の今とこれから」
絵本の魅力をより深く知り、多様な面から絵本と接してみたいという方のための連続講座です。今年は、日本の絵本の歩みをじっくりと振り返り、震災後の絵本表現にも注目します。また、世界や日本の絵本の新しい潮流にも目を向けます。
日程 7月13日(土)~15日(祝)の3日間
10:00~15:30
講師 広松由希子 (絵本評論家)、宇野和美 (スペイン語翻訳家)、松岡希代子 (板橋区立美術館)、愛甲恵子 (ペルシャ語翻訳家)、下園昌彦 (童心社編集長)、筒井大介 (イースト・プレス編集者)
対象 全日程参加できる18才以上の方
定員 35人 (定員を越えた場合は抽選)
参加費 6,000円
申込方法 往復はがきに以下の内容をご記入の上、お申込みください。①「夏の教室」申込 ②住所・氏名(ふりがな)・年齢・電話番号 ③職業(学生の場合は学校名と専攻) ④自分にとって絵本とは何か ⑤過去の「夏のアトリエ」「夏の教室」「夏のセミナー」の参加の有無
※返信面にも住所・氏名を記入して下さい
※宛先:板橋区立美術館「夏の教室係」
※6月24日(必着)

第16回夏のアトリエ「本の形を探求する」
夏のアトリエではイラストレーターを対象に絵本制作に関して総合的・専門的な指導を行います。今年はインドのタラブックスから、ギ一タ・ウォルフ氏を講師に迎えます。
日程 7月23日(火)~27日(土)の5日間
10:00~16:00
講師 ギ一タ・ウォルフ (タラブックス出版)
対象 イラストレーター又はイラストレーターを目指す方で、イラスト・絵本の制作経験があり、全日程参加できる18歳以上の方
定員 20名(書類選考有り)
参加費 10,000円
申込方法 往復はがきに以下の内容をご記入の上、お申込みください。①「夏のアトリエ」申込 ②住所・氏名(ふりがな)・年齢・電話番号 ③出版歴のある方はタイトルと出版社 ④これまでの制作活動 ⑤主な使用技法 ⑥参加希望の理由 ⑦過去の「夏のアトリエ」「夏の教室」「夏のセミナー」参加の有無
※返信面にも住所・氏名を記入して下さい
※宛先:板橋区立美術館「夏のアトリエ係」
※7月2日(必着)

第5回 ティーンズ 絵本のアトリエ
中・高生のためのアトリエです。絵本作りのコツを学びながら、3日間で一冊の絵本を作ります。絵がうまくなくても、初めてでも大丈夫。楽しく作って自分だけの一冊を手に入れましょう。
日程 8月6日(火)、7日(水)、9日(金)の3日間
13:00~16:00
講師 宮崎詞美 (絵本作家・横浜美術大学准教授)
対象 全日程参加できる中学生・高校生
定員 20人(定員を越えた場合は抽選)
参加費 1,500円
申込方法 往復はがき又はメールアドレスに以下の内容をご記入の上、お申込みください。①「ティーンズ 絵本のアトリエ」申込 ②氏名・ふりがな ③住所・電話番号 ④学校名・学年
※返信面にも住所・氏名を明記して下さい
※宛先:板橋区立美術館「ティーンズ 絵本のアトリエ係」
※メールアドレスlecture@itabashiartmuseum.jp
※7月23日(必着)

子どもむけ

ひよこアトリエ・たぬきアトリエ
絵本作家といっしょに絵を描いたり、工作をしたりする人気のワークショップです。身近な材料を工夫して楽しみます。
日程・講師
・6月30日(日)「つながる絵をかこう」
ワウター・ヴァン・レーク (絵本作家)
・7月20日(土)「なが~い鼻の絵本をつくろう」
むらかみひとみ (絵本作家)
時間 10:00~12:00 ひよこアトリエ
14:00~16:00 たぬきアトリエ
定員・対象 各回 3歳~小学生の親子10組
参加費 一組500円
申込方法
6月30日分は6月15日9:00より電話にて先着
7月20日分は7月6日9:00より電話にて先着

一時保育とギャラリートーク
お子さんをお預かりしている間に、ボローニャ展の鑑賞をお楽しみください。ご希望の方は展覧会解説にもご参加ください。
日時 7月10日(水) 一時保育 10:00~12:00
展覧会解説 11:00~11:30
対象 6ヶ月~3歳の幼児と保護者
定員 10組(定員を越えた場合は抽選)
参加費 無料(要観覧料)
申込方法 往復はがきに以下の内容をご記入の上、お申込みください。①「一時保育とギャラリートーク」申込 ②住所・電話番号 ③お子さんと保護者の氏名(ふりがな) ④お子さんの年齢(何歳何ヶ月まで)
※返信面にも住所・氏名を明記して下さい
※宛先:板橋区立美術館「一時保育とギャラリートーク係」
※6月24日(必着)

しかけ絵本をつくろう「とび出せ立体!」
絵、おはなし、しかけを組み合わせて絵本をつくります。今回は、立体が飛び出すしかけに挑戦しましょう。
日程 7月30日(火)、31日(水)、8月2日(金)の3日間
14:00~16:00
講師 岡村志満子 (グラフィックデザイナー)
対象 全日程参加できる小学1~6年生
定員 20名 (定員を越えた場合は抽選)
参加費 1,500円
申込方法 往復はがきに以下の内容をご記入の上、お申し込みください。①「絵本をつくろう」申込 ②住所・電話番号・氏名(ふりがな) ③学校名、学年
※返信面にも住所・氏名を明記して下さい
※宛先:板橋区立美術館「絵本をつくろう係」
※7月11日(必着)

ボローニャ・ラガッツィ賞
Bologna Ragazzi Award
ボローニャ・ブックフェアでは、すでに出版されている絵本を対象にした「ボローニャ・ラガッツィ賞」を授与しています。板橋区立美術館の会場では、今年のラガッツィ賞を受賞した絵本もあわせてご紹介します。イラストレーションやテキストのみならず、ブックデザインや印刷技法など総合的な絵本の魅力をご覧ください。

ボローニャ国際絵本原画展に応募してみませんか?
ボローニャ・ブックフェア(Bologna Children's Book Fair)のHPから、応募要項を入手できます。
http://www.bolognachildrensbookfair.com/
(準備でき次第、夏以降にアップされます。)

特設ミュージアムショップ オープン!
展覧会を楽しんだ後は、ボローニャ展だけの特設ミュージアムショッブにもお立ち寄りください。他では手に入らない限定グッズを取りそろえてお待ちしております。

カフェ・ボローニャ Café Bologna
ボローニャ展の会期限定でカフェがオープンします。手作りのお菓子と軽食の他、洋書も含めた関連絵本も充実しています。
会期中毎日OPEN 10:00~17:00
ホームページ
http://www.itabashiartmuseum.jp/art/schedule/e2013-02.html
会場住所
〒175-0092
東京都板橋区赤塚5-34-27
交通案内
徒歩

・都営三田線「西高島平駅」下車 徒歩13分

・東武東上線「下赤塚駅」、東京メトロ「地下鉄赤塚駅」下車 徒歩25分


路線バス (所用時間約10分)

・東武東上線「成増駅」北口 2番のりばより
「(増17) 美術館経由 高島平操車場」行き「区立美術館」下車
※東京メトロ有楽町線・副都心線「地下鉄成増駅」(5番出口)も利用可。

・都営三田線「高島平駅」西口 2番のりばより
「(増17) 美術館経由 成増駅北口」行き「区立美術館」下車

※美術館を経由しないバスもありますので、乗車前にご確認ください。
※美術館前に停まるバスは1時間に1~2本です。

※下記のバスもご利用いただけます。(下車徒歩5~6分)
・東武東上線「成増駅」北口1番のりばより
「(赤02)赤羽駅西口」行き「赤塚八丁目」下車 (所要時間6分程度)

※コミュニティバス「りんりんGO」もご利用いただけます。


タクシー
・東武東上線「成増駅」北口、都営三田線「高島平駅」西口より約5分
※「新高島平駅」「西高島平駅」には、タクシー乗り場がなく、つかまりにくいため、「高島平駅」からご利用ください。
ホームページ
https://www.city.itabashi.tokyo.jp/artmuseum/
会場問合せ先
テレフォンサービス 03-3977-1000
東京都板橋区赤塚5-34-27
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