MAYA MAXX(マヤマックス)は、27歳から独学で絵を描き始め、彼女の精力的な制作活動は多くの人に周知され、特に若い世代に支持されています。今年3月には書道界の大きな賞である第8回手島右卿賞を受賞するなど、絵画の領域だけに留まらず、垣根を越えた幅広い分野で高い評価を得ています。
MAYA MAXXは、表層の事象だけで物事を見るのではなく、その奥にある核心的なことをしっかり捉え、制作に励んでいます。MAYA MAXXにとって日々生きることは、そのまま描くという行為にほかなりません。積み重なった作品こそが彼女の生きてきた軌跡であり、信念なのです。「絵を刻む」ということは、言い換えれば心に留め、心に刻むということです。MAYA MAXXの作品には表現する楽しさや歓びが溢れており、鑑賞者の私たちにもその熱い気持ちが伝わってきます。
今年で6回目を迎えた何必館でのMAYA MAXX展では、古代文明や旧約聖書などをモチーフに描いた100号の大作や、一つの言葉から豊かなイマジネーションを得て描き出した作品など、新作約60点を展覧致します。
会期中には関連イベントとして、観客との対話型ライブペインティングやサイン会を行います。新たな創造に挑み続けるMAYA MAXXの作品を、是非ご高覧下さい。