タイトル等
内臓感覚
遠クテ近イ生ノ声
会場
金沢21世紀美術館
展示室 7~12、14、レクチャーホールほか
会期
2013-04-27~2013-09-01
休催日
祝日を除く毎週月曜日(8月12日は開場)、5月7日、7月16日
開催時間
10時~18時
金・土曜日は20時まで
観覧料
一般1,000(800)円、大学生800(600)円、小中高生400(300)円、65歳以上の方800円
「フィオナ・タン」「アルフレド&イザベル・アキリザン」展との共通観覧券(利用開始日 8月3日):一般1,700(1,400)円、大学生1,400(1,100)円、小中高生700(600)円、65歳以上の方1,400円 ※( )内は前売り券及び団体料金(20名以上) ◎前売りチケット取扱い:チケットぴあ=tel.0570-02-9999(Pコード[本展観覧券]765-618、[共通観覧券]765-620)/ローソンチケット=tel.0570-000-777(Lコード[本展観覧券]52448、[共通観覧券]52449)/販売期間:3月27日―9月1日 ※共通観覧券は7月3日―9月1日
主催者
金沢21世紀美術館 [公益財団法人金沢芸術創造財団]
協賛・協力等
■共催:読売新聞社、美術館連絡協議会
■協賛:在大阪・神戸オランダ王国総領事館、ライオン、清水建設、大日本印刷、損保ジャパン
■協力:NECディスプレイソリューションズ、日本航空、株式会社クニ・ケミカル、金沢湯涌創作の森
概要
内臓は太古からの生命の記憶・リズムが封入された器官と解剖学者の三木成夫(1925-87)は説き、我々の行動や感覚、こころの働きに及ぶ鋭い考察によって各方面に大きな影響を与えました。本展はこの視点に学びつつ、人間の諸感覚の中でもより原始的・根源的な「内臓感覚」を手がかりに、その内なる感覚に響き、語りかけ、新たな知覚の目覚めにつながる現代の表現を巡っていく試みです。
本展で取り上げる国内外13組の作家は、絵画や彫刻、写真、映像、絵本、建築、インスタレーション、パフォーマンスなどの作品において、原初的な身体性と絡む感覚や意識、情動、あるいは身体の内軸である内臓と密やかに共鳴する自然の生命記憶を意識的/無意識的に捉え、作品において浮かび上がらせてきました。
2011年の東日本大震災および原子力発電所事故以降、放射能への我々の漠然とした不安、不快感に代表されるように、自然環境や社会経済システムの綻びや不安が現実となる今、個々の体の内部は何を感じ、何を発しているのでしょうか。本展において、来場者と作品との出会いの瞬間に生じ、交錯するであろう、あらゆる感覚や反応を手がかりとして、今に生きる我々が、自分と自分以外の存在の「遠くて近い生の声」に耳を澄まし、感じ、考える場となることを願います。 (本展キュレーター 吉岡恵美子)
イベント情報
■アーティスト・トーク
①日時:4月27日(土) 11:00-15:00(各作家1時間ずつ、タイムスケジュール等詳細は当館WEBにて) ◎出演(予定):サスキア・オルドウォーバース、渡辺菊眞、加藤泉
②日時:4月28日(日) 14:00-15:00 ◎出演:オル太
会場:レクチャーホール/料金:無料(ただし本展観覧券が必要)/定員:先着70名

■オル太によるパフォーマンス
会期中、オル太が展示会場内にてパフォーマンスを行います。(荒天時および予期しない理由で中止・休止することがありますのでご了承ください)/会場:展覧会会場内 光庭/時間:金曜、土曜、日曜、祝日の開場時間中

■講演会「内臓感覚の歴史―肝苦り (ちむぐり) と汝狂さ (なぐるさ) のはざまで」
従来の学問の枠に収まらない独自の視線と思考で世界の文化や言語、社会を見つめ、「クレオール主義」や「ここではない場所」等多数の著作で注目を集める文化人類学者・批評家の今福龍太氏が、展覧会テーマや作家に触れつつ語ります。
◎講師:今福龍太 (東京外国語大学大学院教授、本展カタログ寄稿者)/日時:6月29日(土)14:00-15:30/会場:レクチャーホール/料金:無料(ただし本展観覧券が必要)/定員:先着80名

■ワークショッブ「声の海をつくる」
海の中で響く音に聞こえる「耳にあてる」を作り、暗闇の中で自分や他人の「身体の中の海」の音に耳を澄ましましょう。さらにその音のイメージを声を使って表現し、「声の海」を作ります。
◎講師:たむらひろし (BF.REC代表取締役、ワークショップ・クリエーター)/日時:7月14日(日)16:00-19:00/会場:展示室、他/対象:中学生以上/料金:無料(ただし本展観覧券が必要)/定員:先着20名(要事前申込、6月1日より電話にて受付開始 tel.076-220-2801)

■絵本を読もう
本展出品作家である長新太の絵本などの読み聞かせと、展覧会の中からピックアップした作品の鑑賞を組み合わせたプログラム。(読み手:林和美)/日時:5月25日(土)、6月22日(土)、7月21日(日)、8月24日(土)、各日11:00-、30分程度/集合場所:メインエントランス/対象:どなたでも/料金:無料

■キュレーターによるギャラリー・トーク
日時:5月25日(土)、6月22日(土)、7月21日(日)、8月24日(土)、各日14:00-、45分程度/集合場所:メインエントランス/料金:無料(ただし当日の本展観覧券が必要)

■ベビーカーツアー
小さなお子さんと一緒に展覧会を散歩しましょう。/日時:5月23日(木)10:30-、40分程度/集合:授乳室前/対象:乳幼児連れの方、妊娠中の方/定員: 当日先着10名/料金:無料(ただし当日の本展観覧券が必要)

■こどもと感じるギャラリーツアー
お子さんと展覧会を巡り、「ことば」や「からだ」でおしゃべりしましょう。/日時:6月23日(日)11:00-、40分程度/集合:授乳室前/対象:未就学児(4~6歳程度)とその保護者/定員:当日先着10組/料金:無料(ただし当日の本展観覧券が必要)

■小学生「内臓感覚」ワークショップ
「からだ」と「こころ」をキーワードに作品を見て感じたことを、色やかたちで表現します。/日時:8月22日(木) ①10:00-12:00、②14:00-16:00/集合:キッズスタジオ/対象:小学生/定員:各回先着15名(要事前申込、7月1日より電話にて受付開始 tel.076-220-2801)/料金:無料(ただし当日の本展観覧券が必要)
ホームページ
http://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=17&d=1601
会場住所
〒920-8509
石川県金沢市広坂1-2-1
交通案内
JR金沢駅から
― バス
路線バス:
JR金沢駅バスターミナル 東口3番、6番乗り場より バスにて約10分
「広坂・21世紀美術館」にて下車すぐ。
東口8~10番乗り場より バスにて約10分
「香林坊 (アトリオ前)」下車、徒歩約5分。

まちバス (土・日・祝日のみ運行):
JR金沢駅バスターミナル 東口5番乗り場から 約20分
「金沢21世紀美術館・兼六園 (真弓坂口)」にて下車すぐ

城下まち金沢周遊バス:
JR金沢駅バスターミナル 東口7番乗り場から 約20分
「広坂・21世紀美術館 (石浦神社前)」にて下車すぐ

兼六園シャトル:
JR金沢駅バスターミナル 東口6番乗り場から 約10分
「広坂・21世紀美術館」にて下車すぐ

― タクシー
JR金沢駅 東口タクシー乗り場から 約10分

小松空港から
金沢駅まで、バス(スーパー特急)で約40分。
金沢駅より 上記路線バスに乗換。

北陸自動車道から
金沢西ICから 約20分
金沢東ICから 約20分
金沢森本ICから 約25分
ホームページ
https://www.kanazawa21.jp/
石川県金沢市広坂1-2-1
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