“マンガの神様”と称される手塚治虫(1928-89)。没後20年以上を経てなお、彼が描いたさまざまな魅力的な物語やキャラクターは、日本はもとより世界中で愛されています。代表作の一つである「鉄腕アトム」がテレビ放送開始50年を迎え、また晩年に10年以上を費やして描かれた大作「ブッダ」が映画化されたことを記念して開催される本展は、「鉄腕アトム」「ブッダ」「火の鳥」「ブラック・ジャック」「ジャングル大帝」「リボンの騎士」をはじめ、手塚が生涯に描いた膨大なマンガとアニメーションの中から厳選した原画・映像・資料、さらには愛用の品などを紹介し、彼が未来へ託したメッセージを展覧するものです。