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タイトル等: ヘルムート・ニュートン写真展
Helmut Newton Work World Tour Exhibition
会場: 大丸ミュージアム・東京
会期: 2002-04-11～2002-04-23
休催日: 会期中無休
観覧料: 一般 800円
大高生 600円
中学生以下無料
主催者: 読売新聞社
概要: 1920年ベルリンに生まれたヘルムート・ニュートンは1936年から女声写真家イヴァ(本名エルゼ・ジーモン)のもとで写真を習得し、1956年にイギリス版ヴォーグ誌と契約を結びロンドンに移り、以後エル、マリ・クレール、シュテルンなど世界の主要雑誌のために写真を撮り、特に各国版のヴォーグ誌での活動は彼のファッション写真の中心となり、その衝撃的なスタイルは写真界に大きな影響を与えました。
ヘルムート・ニュートンによって表現される女性は、その華麗な表層を写しながら、同時に肉体の内側にある欲望をさらけ出し、洗練と頽廃、現実と幻想が混ざりあい、我々を異質な世界へと誘います。華麗なドレスを身に包まれた優美なモデルたちも、ニュートンの手にかかると都市空間に放り出され、攻撃的なエロティシズムを突きつけます。そのスタイルはポートレートにおいても実践されています。ニュートンの特異とも思えるポートレートはその人の社会性や表面的な美しさ以上のものに触れさせるという全く新しい表現方法と言えます。
本展は、2000年10月31日の80歳の誕生日に合わせてドイツ、ベルリン国立美術館で国際巡回展として開幕し、新作や未発表を含むニュートンの仕事の全分野を網羅し大きな反響を呼びました。その後ロンドン、ニューヨークなどの巡回を経て今回ようやく日本で開催されるものです。ポートレート、ファッション、ヌード、モンタージュ、広告、実験的な作品の数々などヘルムート・ニュートンの世界を作品約200点でご紹介いたします。今回の展覧会構成にはニュートン自身と妻のジューン(写真家名アリス・スプリング)も加わり、日本最大規模のヘルムート・ニュートンの展覧会となります。
ホームページ: http://www.daimaru.co.jp/