タイトル等
世界を魅了した「青」 浮世絵名品展
春信・歌麿の“露草青” 写楽の“藍” 北斎・広重の“ベルリンブルー”
浮世絵の名品
芦屋に集結!
会場
芦屋市立美術博物館
会期
2013-03-20~2013-05-06
◎前期展示4月14日まで ◎後期展示4月16日から
休催日
月曜日[ただし祝日の場合は翌火曜日休館]
開催時間
午前10時~午後5時
入館は午後4時30分まで
観覧料
一般800[640]円、大高生500[400]円、中学生以下無料
※[ ]内は20名以上の団体料金
※2月14日[木]より当館にて前売券を販売[一般600円 大高生400円]
※高齢者[65歳以上]および身体障がい者手帳・精神障がい者保健福祉手帳・療育手帳をお持ちの方ならびにその介護の方は各当日料金の半額
主催者
芦屋市立美術博物館、礫川浮世絵美術館
協賛・協力等
企画協力=アートシステム
後援=兵庫県、兵庫県教育委員会、公益財団法人兵庫県芸術文化協会、芦屋ユネスコ協会、神戸新聞社、NHK神戸放送局、関西テレビ放送、ラジオ関西
概要
江戸時代の日本美術を代表する浮世絵は国内外を問わず、今も多くの人々を魅了してやみません。とりわけ、自らを「画狂人」と称した葛飾北斎(1760―1849)の名作、富嶽三十六景の「凱風快晴」や「神奈川沖浪裏」は芸術性の高さが評価されています。中でもその色鮮やかな青の彩色は鑑賞者に強い印象を与えます。
墨摺版画として発祥した浮世絵版画は、はじめ紅絵と称されるように赤系統の着彩が主で、青色はほとんど使用されませんでしたが、本格的な多色摺版画の錦絵を始めた鈴木春信(1725―70)によって浮世絵に青色の彩色がなされるようになりました。春信は露草青とよばれる爽やかな青色の彩色を人々の衣装や、河川の描写に使用しました。しかし、植物系の色絵具である露草青は保存に難点があり、光に弱く退色しやすいため、現在の春信の作品に見ることはできません。
その後、役者絵で有名な東洲斎写楽(1763―1820)の活躍期の寛政6(1794)年頃から、藍という鮮明な淡青色が使用されるようになりました。この藍は退色せず、現在も多くの浮世絵の名品でみることができます。ただし藍は大量生産が困難であり、水に溶けないことから、版画の制作上、ぼかしなどを表現することが困難でした。
そこで、新たに登場するのがベルリンブルーという青色絵具です。ベルリンで発見された万年筆の青インクに類似した化合物で、水によく溶け、光や酸化にも耐えうる優れた性質の絵具です。その色調は澄明で、淡い水色から深い濃紺色まで美麗に着彩でき、空や海、川などの青色の描画に適しています。まさに、葛飾北斎の富嶽三十六景の「凱風快晴」や「神奈川沖浪裏」は、このベルリンブルーを使用した先駆的な傑作です。
露草青から藍、そしてベルリンブルーへと使用される青色絵具の変遷は、浮世絵師にとって芸術性を極める努力の結晶といえます。これまでベルリンブルーが使用される画期については、北斎の作品から紹介される機会がありましたが、本展では特に鈴木春信、喜多川歌麿(1753―1806)、東洲斎写楽、葛飾北斎、歌川広重(1797―1858)などの名品から、青色絵具の変遷を一貫してご紹介し、浮世絵のもつ魅力に迫ります。
イベント情報
[1]オープニング記念展示解説会
日時/3月20日[水・祝] 午前10時30分より 会場/ホール及び展示室 定員/100名
講師/松井英男氏(礫川浮世絵美術館館長) 参加費/無料(要展覧会チケット)

[2]講座 「名画赤富士の誕生」
日時/4月6日[土] 午後2時より 会場/講義室 定員/60名
講師/松井英男氏(礫川浮世絵美術館館長) 参加費/無料(要展覧会チケット)

[3]ワークショップ 「多種多彩な「青」で描く―喪失と再生の色ブルーに癒されませんか?」
日時/3月31日[日] 午後1時より 会場/体験学習室
内容/ポストカードに、ブルーの陰影で静物を描き、あるいは抽象的に色の配置やにじみ、ぼかしを表現します。
定員/30名 講師/井上よう子氏(画家/大手前大学・成安造形大学非常勤講師)
参加費/無料 ※要事前申込 申込方法/美術博物館へお電話ください。TEL:0797-38-5432
申込締切日/3月15日[金] ※定員に達し次第締切。

[4]学芸員によるギャラリートーク
日時/3月23日[土]、4月27日[土] 午後2時より 会場/展示室 参加費/無料(要展覧会チケット)
展示替え情報
※会期中、一部展示替え
ホームページ
http://ashiya-museum.jp/exhibition_next
会場住所
〒659-0052
兵庫県芦屋市伊勢町12-25
交通案内
◆電車の場合
1: 阪神芦屋駅から 徒歩約15分

2: 阪神芦屋駅・JR芦屋駅・阪急芦屋川駅から
阪急バス「新浜町行き」または「芦屋市総合公園前行き」(31・32・35・36・131系統)乗車、「緑町 (美術博物館前)」停留所下車
(バスのりば)
・阪神 芦屋駅―南側2番のりば
・JR 芦屋駅―北側5番のりば
・阪急 芦屋川駅―南側5番のりば
ホームページ
http://ashiya-museum.jp/
兵庫県芦屋市伊勢町12-25
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