タイトル等
長谷川良雄展
浅井忠の画風を継承した水彩画家
会場
佐倉市立美術館
会期
2002-03-12~2002-04-14
休催日
月曜日
観覧料
一般600(480)円
大学・高校生400(320)円
中学生以下無料
※( )内は前売り及び20名以上の団体料金
主催者
佐倉市立美術館
概要
佐倉市立美術館では、佐倉市ゆかりの洋画家・浅井忠を中心とした調査・研究を行っています。近代洋画の先駆者としての浅井忠の研究はその周辺や後継者を調査することにより、深まっていくと思われます。今回は、京都高等工芸学校図案科で浅井忠に学び、古都・京都を生涯にわたって描き続けた水彩画家・長谷川良雄に焦点をあてます。
長谷川良雄(明治17年(1884)~昭和17年(1942))は、京都府紀伊郡東九条村(現・京都市南区東九条)の代々の地主の家の三男として生まれました。京都府立第一中学校を経て、明治35年(1902)京都高等工芸学校図案科に入学、浅井忠に学び、学生の頃からその画才は注目されていました。卒業後は、浅井が関係していた関西美術展に出品しますが、大正7年(1918)父親の死去に伴い家督を相続したこと、さらに病弱でもあったため、関西美術会展、京都市美術展覧会(京都市展)以外の展覧会には出品することなく、画壇とも積極的な交渉を持ちませんでした。そのため長谷川の詩情豊かな作品は多くの人々の知るところとはなりませんでしたが、それだけに外からの影響を受けることなく、浅井の教えと画風を忠実に継承した画家として、近年高い評価を得るようになりました。
本展では浅井忠譲りの率直な明るさ、平静な穏やかさとともに、透明な光と洗練された色彩で描かれた長谷川良雄の水彩画を没後60年を経て紹介しようとするものです。
ホームページ
http://www.city.sakura.chiba.jp/museum/
展覧会問合せ先
TEL 043-485-7851
会場住所
〒285-0023
千葉県佐倉市新町210
交通案内
・京成佐倉駅南口より 徒歩8分 または 「JR佐倉駅方面行」バスで「佐倉市立美術館」下車すぐ

・JR佐倉駅北口より 徒歩20分 または 「京成佐倉駅行」か「田町車庫行」バスで「二番町」下車すぐ
※<市役所経由>の場合「宮小路町」下車 徒歩5分。

・東関東自動車道「佐倉IC」より約5km・15分、美術館向かいに佐倉市駐車場あり(無料)
ホームページ
https://www.city.sakura.lg.jp/section/museum/
会場問合せ先
043-485-7851
千葉県佐倉市新町210
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索