タイトル等
記憶写真展
―お父さんの撮った写真、面白いものが写ってますね
+特集展示「秋岡芳夫全集-1 秋岡芳夫とKAKの写真」
古い写真をじっと見る。
失われた風景がある。時間の向こうで見つめるまなざしがある。
誰かの記憶がある。自分の記憶がある。
普通の人の普通の写真 が/も 面白い!
会場
目黒区美術館
会期
2013-02-16~2013-03-24
休催日
月曜
開催時間
10:00~18:00
入館は17:30まで
観覧料
一般 400(300)円、大高生・65歳以上 300(250)円、小中生無料
( )内は20名以上の団体料金、障がいのある方は半額・付添者1名は無料
目黒区内在住の方、割引あり(団体料金と同額です)
主催者
公益財団法人目黒区芸術文化振興財団 目黒区美術館
協賛・協力等
協力:目黒区めぐろ歴史資料館
概要
失われた農村、埋め立てられた川、消えた街角、人々の生活に溶け込んでいたランドマーク、そして祭礼の賑わい…。専門家ではない、ごく普通の人々がそんな情景を自分たち自身で撮影してアルバムにおさめた写真には、それらをめぐる人々の過ごしてきた歴史と結びついたさまざまな言説-物語を、強く記憶に繋ぎとめる力が宿っています。
本展がとりあげるのは、そんな「普通の人々の写真」をはじめとする、「写真による作品」であることを意識していない、ある意味純粋な写真の数々です。
目黒区めぐろ歴史資料館には、主として大正末期から1970年代に至る無数の写真が所蔵されています。これらは家族の記憶と結びついていると同時に、農村から近郊住宅地へと移り変わり、さらに商業地域が展開されたこの街の姿を伝えています。また、かつて広報写真として撮影された写真も、その役割を終えた今では、撮影当時の意図とは別に、豊かな歴史的イメージを伝えていて、今では「普通の人々の写真」と連続したものと見ることができるものも少なくありません。
東京の風景は、たび重なる道路の変更や河川の埋め立てなど、大きな変化をとげてきましたが、そんな変遷もまた、これらの写真には写しこまれています。そして、これらの写真には、写真本来の性質として「撮影しようと思って焦点をあてた以外のもの」もまた写しこまれていて、それらを仔細に眺めるとき、私たちは、時には自分の知らない、しかし記憶としか呼びようのない生き生きとした何かを呼びさまされます。
本展では、目黒区めぐろ歴史資料館の協力により、資料館が保存している多数の写真の一部を新たに大小のサイズにプリントアウト。これらを、「ランドマーク」「交通機関」「道」「商店街」「家族」などのテーマに沿って分類・構成し、インスタレーションとして展示。さらに、目黒に永く住んだデザイナー・秋岡芳夫とそのデザイン事務所「KAK」によって撮影された写真を「特集展示」します。
また、会期中は「写真の力」を大きなテーマに今では失われつつある「銀鉛写真」の現像焼き付け体験をはじめ写真のワークショップを開催します。
イベント情報
ワークショップ●写真と遊ぶ

A 太陽さんとつくろう! 日光写真の不思議
3歳から小学2年生まで 20名
3月10日(日) 10:30―12:30

B 写真でつくろう! でんしゃごっこ
3歳から小学2年生まで 20名
3月10日(日) 14:00―16:00

C 写真を使って遊ぼう
~カメラいろいろアラカルト! アナログ編
小学3年生以上から大人まで 20名
3月16日(土)、17日(日) 全2日間 10:30―16:30

講師(A~Cコース) :榎本寿紀(美術家)

D 本格派写真ワークショップ
銀塩写真に挑戦しよう! 撮影+現像+紙焼き
講師:内田芳孝(写真家)
中学生以上大人 12名
2月23日(土)、2月24日(日)、3月2日(土) 全3日 13:00―17:30

参加には事前の申し込みが必要です
各コース別に材料費・参加費等が必要です
申し込み方法、締切、費用ほか詳細は目黒区美術館のウェブサイトか、ワークショップ参加募集のフライヤーをご覧ください。
ホームページ
http://mmat.jp/exhibition/archives/ex130216
会場住所
〒153-0063
東京都目黒区目黒2-4-36 目黒区民センター内
交通案内
【電車をご利用の場合】
○「目黒駅」をご利用の場合 (徒歩約10分)
○「中目黒駅」をご利用の場合 (徒歩約20分)

【バスをご利用の場合】
○東急バス「権之助坂」停留所をご利用の場合 (徒歩約5分)
○東急バス「田道小学校入口」停留所をご利用の場合 (徒歩約3分)
ホームページ
https://www.mmat.jp/
東京都目黒区目黒2-4-36 目黒区民センター内
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