タイトル等
広重「名所江戸百景」
太田記念美術館所蔵
会場
ニューオータニ美術館
会期
2002-03-15~2002-04-14
休催日
月曜日
観覧料
一般 700円
高大生 500円
小中生 300円
※20名以上の団体は各100円引き
主催者
ニューオータニ美術館、太田記念美術館
概要
歌川広重(寛政9年-安政5年/1797-1858)は風景画の巨匠として日本のみならず世界にもその名を知られています。江戸八代洲(八重洲)河岸の火消同心という武士の家に生まれた広重は15歳で歌川豊広に入門し、武士と絵師のニ足のわらじをはいた生活を36歳まで続けました。その後、火消同心職を息子に譲って浮世絵制作に専念し、「風景画の広重」として華々しく活躍します。
「名所江戸百景」は広重が亡くなる2年前に版行が開始された、約120点にも及ぶ大作で、「東海道五十三次」に並び称される名品です。極端に近景を拡大する奇抜な構図や高度なぼかし摺りの技術を用いた、表情に富む作品群は印象派をはじめとするヨーロッパの画家たちにも多大なる影響を与えました。
本展覧会ではこの「名所江戸百景」全作品を一度に展示いたします。大胆にも画面上部に鳶をあしらった「深川洲崎十万坪」をはじめ、ゴッホが模写したことで有名な「亀戸梅屋舗」や「大はし あたけの夕立」など、誰もが一度は目にしたことのある名作が出品されます。また、広重の肉筆画も同時に展示し、錦絵とは趣の異なる詩情にみちた風景描写もご鑑賞いただきます。
終生飽くことなく画業に邁進した広重の晩年の偉業と、150年前から変わらず私たちの心を打つ四季の美をお楽しみください。
ホームページ
http://www.newotani.co.jp/museum
会場住所
〒102-8578
東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート6F
交通案内
東京メトロ銀座線・丸の内線「赤坂見附」駅D出口より徒歩約4分
有楽町線・南北線・半蔵門線「永田町」駅7番出口より徒歩約5分
ホームページ
http://www.newotani.co.jp/group/museum
東京都千代田区紀尾井町4-1  ニューオータニガーデンコート6F
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