当館の近代日本画コレクションにより、風景画を中心に約30点を選び展観します。
当館の近代日本画コレクションは平成元年(1989)に故五島昇東急電鉄会長(1916~1989)の遺言により五島家から寄贈されたものです。このコレクションは、東急電鉄の創始者で五島美術館を創立した五島慶太翁(1882~1959)と東急グループを大きく発展させた昇氏の父子二代にわたる収集で形成されました。
今回は横山大観(1868~1958)、川合玉堂(1873~1957)、小林古径(1883~1957)、安田靫彦(1884~1978)など明治から昭和にかけて活躍した日本画の巨匠の作品を中心に展示します。