タイトル等
現代への扉
実験工房展
戦後芸術を切り拓く
会場
神奈川県立近代美術館 鎌倉
会期
2013-01-12~2013-03-24
休催日
月曜日(ただし1月14日、2月11日は開館)
開催時間
午前9時30分~午後5時
入館は午後4時30分まで
観覧料
一般 900円(団体 800円)、20歳未満・学生 750円(団体 650円)、65歳以上 450円、高校生 100円
※( )内は20名以上の団体料金です。
※中学生以下、障害者手帳をお持ちの方は無料です。その他の割引につきましてはお問い合わせください。
※ファミリー・コミュニケーションの日:毎月第1日曜日(今回は2月3日、3月3日)は、18歳未満のお子様連れのご家族は優待料金(65歳以上の方を除く)でご観覧いただけます。
主催者
神奈川県立近代美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
協賛・協力等
協賛:ライオン、清水建設、大日本印刷、損保ジャパン、日本テレビ放送網
特別協力:武蔵野美術大学 美術館・図書館
概要
戦後美術の新たな展開を切り拓いた「実験工房」の全貌を、約400点の作品・関連資料を通じて展観する、公立美術館では初の展覧会。

美術家と音楽家によって結成され、戦後美術の新たな展開を切り拓いたグループ「実験工房」(Experimental Workshop 1951-1957 頃)の全貌を紹介する、公立館としては初めての展覧会です。「実験工房」には次のような多彩なメンバーが名を連ねました。[造形]大辻清司、北代省三、駒井哲郎、福島秀子、山口勝弘、[音楽]佐藤慶次郎、鈴木博義、園田高弘、武満徹、福島和夫、湯浅譲二、[詩・評論]秋山邦晴、[照明]今井直次、[技術]山崎英夫(五十音順)。次世代の美術、音楽をリードしたメンバーにとって、「実験工房」は創作の原点として重要な役割を果たしました。
グループの命名者である美術評論家・詩人の瀧口修造らの支持を受け、「実験工房」はダンス、演劇、映画といった多岐にわたるジャンルヘ活動を展開しました。正式な解散はしていませんが、グループとしての活動がおおむね終了する1957年頃までの間、多くの先駆的な作品を残しています。
本展では、彼らの幅広い活動の軌跡を、絵画、立体、映像、写真のほか、楽譜や公演プログラムなど関連資料約400点の展示を通して、その活動の全振幅を検証し、近年にとみに高まりつつある再評価にさらに確かな足がかりを提供したいと思います。
1940年代後半から1960年代の造形作家の代表作に加え、自転車のPR用に制作された映画『銀輪』(監督:松本俊夫、音楽:武満徹、美術:北代省三、山口勝弘)や近年発見された未公開映像資料の上映を行います。また、メンバー合作の「オート・スライド」(1953年)のうち、フィルムの失われた映像の再現を試みます。
ジャンルを横断したグループの特質を多角的に捉えなおすため、絵画、写真、音楽など各分野の専門家による講演会やダンス・パフォーマンスのイベント等を開催する予定です。
イベント情報
■〈ミュージック・コンクレート/電子音楽オーディション〉 再現コンサート(レクチャー付)
日時:2013年3月10日(日) 午後2時30分-4時
会場:神奈川県立近代美術館 鎌倉別館 展示室
講師:川崎弘二氏(電子音楽研究)
音響:有馬純寿氏
申込不要、無料(ただし展覧会の観覧券が必要です)

■ゲストトーク「実験工房の写真と映像」(仮題)
日時:2013年1月19日(土) 午後2時-3時
場所:神奈川県立近代美術館 鎌倉 展示室
講師:大日方(おびなた)欣一氏(フォトアーキビスト/武蔵野美術大学造形研究センター客員研究員)
申込不要、無料(ただし展覧会の観覧券が必要です)

■担当学芸員によるギャラリートーク
日時:2013年1月27日(日)、2月16日(土) 各回 午後2時-2時30分
場所:神奈川県立近代美術館 鎌倉 展示室
申込不要、無料(ただし展覧会の観覧券が必要です)

このほか、ワークショップを予定しています。
詳しくは当館までお問い合わせください。
会場住所
〒248-0005
神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-53 鶴岡八幡宮境内
交通案内
■電車
JR横須賀線・江ノ島電鉄線「鎌倉駅」下車、徒歩約10分。

■車
横浜横須賀自動車道路「朝比奈インターチェンジ」から鎌倉霊園を経由して鶴岡八幡宮前へ約4km

鎌倉館、鎌倉別館には駐車場がございません (身障者用駐車スペースを除く)。公共の交通機関をご利用ください。
ホームページ
http://www.moma.pref.kanagawa.jp
神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-53 鶴岡八幡宮境内
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