周南から夢を追いはじめた安野光雅・・・。
安野光雅(1926~)は、絵本、風景画、挿絵、装丁、ポスター、エッセイなど幅広い分野で活躍を続けています。
戦後、父の故郷である徳山市(現・周南市)の土木課で測量のアルバイトをしたり、市内の加見小学校(現・菊川小学校)で代用教員をしたりしたこともあるなど周南とは縁の深い作家です。
今回の展覧会では、津和野町立安野光雅美術館の協力を得て、代表作『ふしぎなえ』や『旅の絵本』をはじめとした絵本や風景画、本の装丁、ポスターなどの原画を一堂に展示します。
「ふしぎ」「科学的」「ユーモア」とさまざまな表情をもつ安野光雅作品の魅力に迫ります。独創性あふれる、楽しい安野光雅の世界をぜひ旅してください。