タイトル等
平成24年度 公立美術館巡回展 支援事業
明治・大正時代の日本陶磁
―産業と工芸美術―
デカイ。細かい。そして美しい。
会場
茨城県陶芸美術館
会期
2012-10-20~2012-12-09
休催日
月曜日
開催時間
午前9時30分~午後5時
入場は午後4時30分まで
観覧料
一般700(550円)/高大生500(400)円/小中生250(200)円
※( )内は、20名以上の団体料金。満70歳以上の方、障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方及び付き添いの方[ただし1人につき1人まで]は無料。土曜日は高校生以下無料。
主催者
茨城県陶芸美術館、明治・大正時代の日本陶磁展実行委員会
協賛・協力等
後援/NHK水戸放送局、茨城新聞社
助成/財団法人地域創造
概要
明治時代に入ると明治政府が推し進める殖産興業・輸出振興政策により、数多くの日本の陶磁器が欧米を中心に輸出されていくこととなりました。また当時欧米で盛んに開催されるようになった万国博覧会にも出品され、高い評価を得ていきます。高い技術と東洋的なモチーフなどによる写実的で絢爛豪華な作品は、ジャポニスムの気運を高め、欧米のやきものに大きな影響を与えるとともに、後のアール・ヌーヴォー、アール・デコへとつながっていくきっかけとなったのです。
このような状況の中で、日本の各産地では西洋技術の導入や窯業技術の近代化などの変革がなされていきます。加えて実業教育や工芸美術教育が積極的に推し進められ、それまでとは全く異なった様相を生み出していきました。また一方で、江戸時代からの職人技のやきものからの脱却も進み、美術工芸的な作品づくりを行う陶芸作家が登場していくこととなります。
本展覧会では、日本窯業・陶芸史上、重要な位置付けがなされる明治時代から大正時代にかけて制作された日本の陶磁の変遷をご覧いただきます。輸出陶磁の全盛期である明治時代前期に輸出された日本各地の陶磁器を、里帰り品を中心として一堂に展示します。そして明治20~30年代にかけて各産地の自立と競争の中で生み出されていった新たな陶磁器や、明治30年代以降のアール・ヌーヴォー、アール・デコに代表される新しい意匠・デザインの作品、帝室技芸員そして陶芸作家の黎明期の作品など、近年の新たな研究成果を踏まえながら紹介するものです。
イベント情報
○美術講演会
10月27日(土)13:30~ 当館1階多目的ホール(聴講無料) 講師/伊藤嘉章氏(東京国立博物館 学芸研究部長)
定員/120名(先着順・当日整理券を発行)

○明治時代は煎茶が大流行!煎茶の呈茶をいたします。
11月17日(土)11:00~15:00(10:00~受付開始) 呈茶券:500円(先着75名) 主催/茨城県陶芸美術館友の会

○ワークショップ
波山の彫り技にせまる!「うすにく彫りDEアール・ヌーヴォー」波山の"孔雀尾文様"を陶板に彫ってみよう。
11月24日(土)午前の部/10:00~12:00 | 午後の部/13:30~15:30 定員/各回20名(小学3年生以下は保護者同伴)
申込開始日/10月23日(火)9:30~(FAXまたは電話にて事前申込)※企画展チケットが必要です。

○ギャラリートーク
1)共同企画館の学芸員と展示をみよう! リレー・ギャラリートーク 大槻倫子氏(滋賀県立陶芸の森 陶芸館 主任学芸員) 10月20日(土)13:30~
2)当館担当学芸員と展示をみよう! ギャラリートーク 12月1日(土)13:30~
ホームページ
http://www.tougei.museum.ibk.ed.jp/exhibition/h24_meijitaisho/
会場住所
〒309-1611
茨城県笠間市笠間2345(笠間芸術の森公園内)
交通案内
[電車]
・JR常磐線で上野駅~友部駅 (特急70分)
・友部駅でJR水戸線に乗り換え笠間駅(9分)下車
・笠間駅からタクシーを利用して5分
・友部駅から笠間市内観光周遊バス (料金100円 ※平成20年4月1日~)で20分

[車]
・北関東自動車道 友部インターから10分、笠間西インターから15分
・常磐自動車道 岩間インターから25分、水戸インターから30分

[高速バス]
茨城交通高速バスで秋葉原駅~やきもの通り、または笠間駅(120分)下車
※平成24年6月1日より運行、1日4便

かさま観光周遊バス
※運行日は月曜日(祝日の場合は翌日)を除く毎日です。
※乗車定員制(36名)のため、お乗りいただけないこともあります。
ホームページ
https://www.tougei.museum.ibk.ed.jp/
茨城県笠間市笠間2345(笠間芸術の森公園内)
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