タイトル等
企画展
ユベール・ロベール
18世紀フランス画家が描いた 自然と人工、現実と空想、過去と未来
会場
静岡県立美術館
会期
2012-08-09~2012-09-30
休催日
毎週月曜日*9月17日(月・祝)は開館し、翌9月18日(火)は休館
開催時間
午前10時~午後5時30分
*展示室への入室は午後5時まで
観覧料
一般1,000円(800円)、70歳以上500円(400円)、大学生以下無料
*( )内は前売及び20名以上の団体料金。
*身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方と付添者1名は無料。
*収蔵品展、ロダン館もあわせてご覧いただけます。
主催者
静岡県立美術館、中日新聞東海本社、静岡朝日テレビ
協賛・協力等
学術協力:ヴァランス美術館
後援:フランス大使館 協力:エールフランス航空
概要
18世紀フランスの画家、ユベール・ロベール(1733-1808)は、21歳でイタリアに留学し、帰国後はパリを中心に精力的に活動しました。11年に及ぶながいイタリア留学中に、古代の神殿や凱旋門、ルネサンスやバロックの大建築やモニュメントを、自由に組み合わせて描く手法を習得し、現実と空想の狭間に立つ空想的風景画を創出しました。その一方で、自然のありさまや人々の営みをサンギーヌ(赤チョーク)で繰り返し活写しました。
帰国後の数十年は、王政末期からフランス革命へとむかう激動期でした。この間のロベールの活動は、多岐にわたっています。パリのサロンに廃墟画を多数出品し、「廃墟のロベール」と呼ばれただけでなく、「国王の庭園デザイナー」として庭園の設計にも関わりました。さらに、ルーヴル美術館の創設にも、ロベールは一役かっていました。
このたびの展覧会は、ロベールの素描コレクションで世界的に知られる南フランスのヴァランス美術館の全面的な協力のもとに実現しました。出品点数は、ロベール自身の作品に、クロード・ロラン、フラゴナール、ピラネージなど、17,18世紀の作品を加えた約130点です。本展は、ロベール芸術の魅力を日本で初めて紹介する待望の展覧会であると同時に、18世紀フランス美術をご堪能いただける貴重な機会です。古代への夢想と枯渇を知らない創意が織り成す絵画世界を、県立美術館で心ゆくまでお楽しみください。
イベント情報
[特別講演会]※定員250名
8月19日(日)14:00-15:30
「ヴァトーからロベールへ―〈雅なる宴〉から〈崇高なる美へ〉」
大野芳材(青山学院女子短期大学教授)
◎場所:当館講堂◎申込不要、先着順、無料

[美術講座]※定員50名
8月26日(日)14:00-15:30
「ルーヴルの画家、ユベール・ロベール」
三谷理華(静岡県立美術館上席学芸員)
◎場所:当館講座室◎申込不要、先着順、無料

9月9日(日)14:00-15:30
「ユベール・ロベールとイタリア」
小針由紀隆(静岡県立美術館学芸部長)
◎場所:当館講座室◎申込不要、先着順、無料

[フロアレクチャー]
9月22日(土・祝)14:00~
当館学芸員が解説を行います
集合場所:企画展第1展示室(観覧料が必要です)
ホームページ
http://www.spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/japanese/exhibition/kikaku/2012/03.php
会場住所
〒422-8002
静岡県静岡市駿河区谷田53-2
交通案内
●JR「草薙駅」から静鉄バス「県立美術館行き」で約6分(料金100円・20~30分間隔)
●JR「静岡駅」南口からタクシーで約20分、または北口から静鉄バスで約30分
●JR「東静岡駅」南口からタクシーで約15分、または静鉄バスで約20分
●静鉄「県立美術館前駅」から徒歩約15分、または静鉄バスで約3分
●東名高速道路・静岡IC、清水IC、又は新東名高速道路・新静岡ICから車で約25分
ホームページ
https://www.spmoa.shizuoka.shizuoka.jp
会場問合せ先
◎教務課Tel.054-263-5755 ◎学芸課Tel.054-263-5857 ◎テレフォン・サービスTel.054-262-3737
静岡県静岡市駿河区谷田53-2
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索