タイトル等
開館30周年記念企画展
白磁を飾る青
朝鮮時代の青花
会場
大阪市立東洋陶磁美術館
会期
2012-08-04~2012-10-14
休催日
月曜日(9/17、10/8は開館)、9月18日(火)、10月9日(火)
開催時間
午前9時30分~午後5時
入館は閉館の30分前まで
観覧料
一般600円(480円)、高大生360円(300円)
・( )内は20名以上の団体料金・身体障害者手帳、ツルのマーク付健康手帳、大阪市敬老優待乗車証などをお持ちの方、中学生以下は無料
主催者
大阪市立東洋陶磁美術館
概要
朝鮮王朝の文人に愛された青と白の美

白磁にコバルトで青く絵付けをする「青花白磁」。堅牢(けんろう)で実用性に富むため人々の生活に浸透し、もっとも親しまれた器ではないでしょうか。中国・元時代後期に完成した「青花」は、朝鮮をはじめ、アジア各地で生産され流行しましたが、その時代や地域によって、魅力は異なっています。とくに朝鮮王朝(1392-1910)では、儒教の理念のもとで倹約を美徳としたため、青花さえもぜいたく品とし、独自な様式を作り上げました。
15世紀半ばに生産が始まった朝鮮時代の青花は、京畿道広州(けいきどうこうしゅう)一帯に広がる宮中の御用品を焼く官窯(かんよう)「分院(ぶんいん)」で生産が本格化します。
高価で希少なその顔料のため、青花の絵付は宮廷専門画員が行い、初期の作品は精緻で一幅の絵画のような展開を見せます。18世紀前半の淡く清楚な草花文を描いた「秋草手」や、19世紀の朝鮮の文人たちに愛された水滴、筆筒などのさまざまな文房具は、のちに近代日本でも珍重されました。本展では、500余年の長きにわたる朝鮮王朝時代に製作された「青花白磁」約40点をもとに、同時代の漆器なども合わせ展示し、独自の美を創出し発展を遂げた「青花」の魅力を紹介します。
さらに、本展に併せて、館蔵品の平常展においても数多くの青花を展示します。
ホームページ
http://www.moco.or.jp/exhibition/2011/08.html
会場住所
〒530-0005
大阪府大阪市北区中之島1-1-26
交通案内
・京阪 中之島線「なにわ橋駅」 1号出口すぐ

・地下鉄御堂筋線・京阪本線「淀屋橋駅」 1号出口、
地下鉄堺筋線・京阪本線「北浜駅」 26号出口
各駅から約400m 大阪市中央公会堂東側
ホームページ
http://www.moco.or.jp/
会場問合せ先
TEL.06-6223-0055
大阪府大阪市北区中之島1-1-26
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