タイトル等
所蔵作品による小企画展
没後10年 帖佐美行の用と美
~彫金に込めた生命の輝き~
会場
鹿児島市立美術館
会期
2012-12-26~2013-02-11
休催日
毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)、12/29~1/1
開催時間
9時30分~18時
入館は17時30分まで
観覧料
一般 (個人)300円 (団体20名以上)240円 (年間パスポート)600円
高大生 (個人)200円 (団体20名以上)160円 (年間パスポート)400円
小中生 (個人)150円 (団体20名以上)120円 (年間パスポート)300円
※年間パスポートは、購入日から1年間、所持品展と小企画展を何度でもご覧いただけます。
概要
今年で没後10年を迎える薩摩郡さつま町(旧宮之城町)出身の帖佐美行(1915~2002年)は、彫金の伝統的な手法を基礎としながら、独自の創意と工夫による技法で壁面装飾や器物などに挑むことで、現代工芸の可能性を広げ、日本現代彫金のパイオニアとして活躍した彫金作家です。
13歳で上京した帖佐は、1930(昭和5)年、小林照雲のもとで金工の道に入り、その後、後に人間国宝となる彫金作家・海野清のもとで修業を積みます。27歳に文展での初入選後、彫金作家として本格的な活動をはじめ、1965(昭和40)年に日本芸術院賞受賞など数々の賞を受賞、そして1993(平成5)年には文化勲章を受章し、87歳で亡くなるまで彫金界の第一人者として活躍しました。
また、「日本新工芸家連盟」の結成(1978年)などに深く関与し、金工作家の地位向上、そして日本工芸界の発展のために尽力した功績も大きく評価されています。
その作風は、鳥や植物などの自然を丹念に観察して得られた有機的なフォルムによる図柄が特徴的で、温かく柔らかな表情をつくりだす金工の技法と調和し、現代の建築や生活空間に馴染むよう、用と美を兼ね備えた造形美へと昇華しています。
自然をモチーフに生命の輝きへの暖かな愛情が感じられる彫金作品と彫金下絵から、用と美の調和を求めた帖佐美行の創造の魅力をお楽しみください。
イベント情報
■ギャラリートーク
平成25年1月5日(土)、19日(上)、2月2日(土)
各日、午後2時から
ホームページ
http://kagoshima.digital-museum.jp/artmuseum/2012/kikaku20.html
会場住所
〒892-0853
鹿児島県鹿児島市城山町4-36
交通案内
公共交通機関で来館の場合
■ カゴシマシティビューバス「西郷銅像前」下車、徒歩1分。
■ 市電「朝日通」、バス「金生町」下車、徒歩5分。
■ 鹿児島本線 鹿児島中央駅より、車で10分。
ホームページ
https://www.city.kagoshima.lg.jp/artmuseum/
鹿児島県鹿児島市城山町4-36
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