タイトル等
小企画展
山口長男の世界
会場
鹿児島市立美術館
会期
2012-11-08~2012-12-24
休催日
月曜日 (祝日の場合は翌平日)
開催時間
9時30分~18時
入館は17時30分まで
観覧料
一般 (個人)300円 (団体20名以上)240円 (年間パスポート)600円
高大生 (個人)200円 (団体20名以上)160円 (年間パスポート)400円
小中生 (個人)150円 (団体20名以上)120円 (年間パスポート)300円
※年間パスポートは、購入日から1年間、所持品展と小企画展を何度でもご覧いただけます。
概要
山口長男(1902~1983)は、韓国京城府(現在のソウル)に生まれました。東京美術学校で和田英作らに洋画を学んだ後、留学したパリでは佐伯祐三やオシップ・ザッキンの薫陶を受け、キュビスム風の絵画を制作します。帰国後は有島生馬の紹介で二科展に出品し、白を背景に形を単純化した、自由な配色の作品になります。第二次世界大戦前には具象的な要素が消え、そして戦後は黒を背景に赤茶色あるいは黄土色の限られた色数で、自然の写生を元にしながらその骨格をとらえた独自の抽象絵画を確立、サンパウロ・ビエンナーレやヴェネツィア・ビエンナーレに出品するなど、国内外で高い評価を得ました。
山口は、父親の出身地である鹿児島県川内市(現さつま川内市)を「私の町」と呼び、しばしば鹿児島を訪れています。当館には鹿児島ゆかりの作家である山口の所蔵品を収蔵しており、油彩画や水彩・素描、彫刻、陶器の絵付けなど34点でその画業を垣間見ることができます。自由な色や形でユーモアを感じさせる初期の油彩画や水彩等、そして生まれ育った大陸のおおらかさや力強さ、魅力的な絵肌で色面の拡がりを見せる中・晩年の油彩画など、展示作品を通じて山口長男の世界をお楽しみください。
ホームページ
http://kagoshima.digital-museum.jp/artmuseum/2012/kikaku19.html
会場住所
〒892-0853
鹿児島県鹿児島市城山町4-36
交通案内
公共交通機関で来館の場合
■ カゴシマシティビューバス「西郷銅像前」下車、徒歩1分。
■ 市電「朝日通」、バス「金生町」下車、徒歩5分。
■ 鹿児島本線 鹿児島中央駅より、車で10分。
ホームページ
https://www.city.kagoshima.lg.jp/artmuseum/
鹿児島県鹿児島市城山町4-36
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