タイトル等
日本大学芸術学部美術学科+練馬区立美術館 共同企画
N+N展 2012
「触れる-感覚のレッスン-」
会場
練馬区立美術館
会期
2012-06-28~2012-07-08
休催日
月曜日
開催時間
午前10時~午後6時
入館は5時30分まで
観覧料
無料
主催者
日本大学芸術学部美術学科
練馬区立美術館
概要
日本大学芸術学部美術学科+練馬区立美術館 共同企画
Nichigei Fine Arts+Nerima Art Museum展 2012 「触れる-感覚のレッスン-」

日本大学芸術学部(日藝)美術学科と練馬区立美術館の共同企画展「N+N展2012」を開催します。4回目となる今年は「触れる」をテーマに日藝教職員の作品展示を行います。これはいいなと思える作品に出会えたとき、様々な感覚が鋭敏になり、全身で作品の存在を感じたという経験はありませんか。それは純粋に視覚のみの働きなのでしょうか。例えば彫刻家高村光太郎はその著「触覚の世界」の中で、視覚も聴覚も味覚も嗅覚も全ては触覚に還元され、またその感覚は根源的なものだとしています。「肌で感じる」「心に触れる」という言葉があるように、私たちの生活には接触せずとも触覚を働かせることが多々あります。そもそも観賞体験は、受動的に見えて実は能動的かつ全感覚的なものです。本展では、こうした感覚を呼び覚ますであろう、実際に触れたり動かしたりすることができる作品を中心にご紹介します。大きな移動遊具や触れる彫刻。写真を通して記憶を手にとって見たり、動かせるベンチに座って音や光に「話しかけ」られたり。ダンスと彫刻のコラボレーションや野菜楽器の演奏会なども見られます。なかには学科や領城を越えた共同研究も。働きかけの能動と受動の間に成立する感覚の世界を体験してみませんか。試みに「感覚のレッスン」です。さまざまにアートに「触れる」感覚を体験してください。
なお、この展覧会は平成24年度日本大学芸術学部長指定研究の一環として開催されます。
イベント情報
①ダンス「薔薇」
江上真子(日本大学芸術学部演劇学科洋舞コース3年生)
創舞 笹山志帆(演劇学科助手)
+彫刻・舞台装置 鞍掛純一(美術学科教授)
+音楽 川上央(音楽学科教授)+音楽学科情報音楽コースゼミ学生
6月30日(土) 16:00~30分程度 会場:展示室
Mako EGAMI:4歳からバレエを始める。第36回埼玉全国舞踊コンクールでは作品『逃亡』にて埼玉県舞踊協会奨励賞を受賞。出演作品『迷える羊』『なくしたリンゴを探して』『閉じられたドア』など。
Siho SASAYAMA:3歳からクラシックバレエを始める。2006年、日本大学芸術学部演劇学科洋舞コース入学。卒業制作(2009年)『歪んだ時間』において川野希典賞を受賞。
Junichi KURAKAKE:生命と自然をかたちにする彫刻家。動物や森などが主要モティーフ

②ワークショップ「大きな迷路の遊具ジャイアントメイズをみんなで作って遊ぼう」
桑原淳司(デザイン学科教授)+デザイン学科学生
7月7日(土) 13:00~14:30 会場:展示室 対象・定員:小学生・10名(当日受付・先着順)
Junji KUWABARA:巨大規模の遊具施設から持ら運びできる簡易遊具まで、遊び環境のデザイナー。

③野菜楽器制作ワークショップ+演奏会「野菜で楽器を作って演奏しよう♪」
川上央(音楽学科教授)+音楽学科情報音楽コ―スゼミ学生
7月7日(土) 16:00~17:00 会場:創作室 対象・定員:幼児~大人・30名(当日受付・先着順)
Hiroshi KAWAKAMI:サウンドデザイン、生態音響学を専門とし、コンピューターを使って新しい音の開発を行う音楽音響研究者。

①~③はすべて事前申込不要、参加無料。②・③はプログラム開始15分前から当日受付を行います。

④講演会「触れる-高村光太郎「触覚の世界から」高橋幸次(美術学科教授)
7月8日(日) 15:00~16:30 会場:視聴覚室 対象・定員:高校生以上・60名(事前申込制・抽選)
申込方法:①イベント名②住所③氏名(ふりがな)④年齢(学年)⑤電話番号を記入の上、往復はがき(〒176-0021貫井1-36-16)又はEメール(museum@city.nerima.tokyo.jp)にて練馬区立美術館へ。Eメールのタイトルは「N+N展講演会申込」とする。
〆切6月28日(必着)。1通につき2名まで(連名で記入)申込可。
Koji TAKAHASHI:1985-99年東京国立近代美術館の研究官。著省に「ロマン主義時代の彫刻」(『世界美術大全集西洋編第20巻ロマン主義』小学館、93年)、『【日本でみる】西洋名画の鑑賞ブック』(淡交社、2000年)、各種展覧会カタログなど。訳書にモニック・ローラン『ロダン』(中央公論社、1989年)、P.M.ドラン編『セザンヌ回想』(淡交社、95年(共訳))ほか。5月17日発売の美術手帖6月号では「彫刻表現の屈折点」を掲載。

各プログラムの詳細は美術館ホームページをご覧下さい
ホームページ
http://www.city.nerima.tokyo.jp/manabu/bunka/museum/tenrankai/nn12.html
会場住所
〒176-0021
東京都練馬区貫井1-36-16
交通案内
【鉄道】
西武池袋線 「中村橋」駅 徒歩3分
※改札は1か所です。改札を左に出て、線路沿いの道を石神井公園駅方面に130メートル先の右側です。

都心からも意外に近い!
・池袋駅から 16分 (西武池袋線 各駅停車利用)
・渋谷駅から 約30分 (東京メトロ副都心線直通 急行利用)
・有楽町駅から 約40分 (東京メトロ有楽町線直通 各駅停車利用)
・六本木駅から 約40分 (都営大江戸線利用、練馬駅で乗換)

【バス】
関東バス 「中村橋」停留所より 徒歩5分
・阿佐ヶ谷駅北口~中村橋 【阿01】系統 終点
・荻窪駅北口~中村橋 【荻06】系統 終点
・荻窪駅北口~練馬駅 【荻07】系統 「中村橋」下車
ホームページ
https://www.neribun.or.jp/museum.html
東京都練馬区貫井1-36-16
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