タイトル等
智美術館開館10周年記念
東京藝大出身の陶芸家たち
―菊池コレクションから
そこから何が生まれたのか、これから何が生まれるのか?
会場
菊池寛実記念 智美術館
会期
2012-07-07~2012-09-23
休催日
月曜日(ただし7月16日、9月17日は開館)、7月17日(火)、9月18日(火)
開催時間
11:00~18:00
入館は17:30まで
観覧料
一般1,000円、大学生800円、小・中・高生500円
主催者
公益財団法人菊池美術財団
概要
東京藝術大学における陶芸教育は、1955年に陶磁器講座・研究室が正規に発足して以来、1963年には大学院を含む専門課程の陶芸講座として整備され、半世紀余りの歴史をもちます。その間、轆轤を中心とする伝統をふまえた技術習得に教育の重点が置かれながらも、加藤土師萌(はじめ)、藤本能道(よしみち)、田村耕一、浅野陽(あきら)、三浦小平二、島田文雄等、旺盛な作家活動を行う歴代教授の下、助手や学生たちが同じ釜の飯を食い、学ぶ場となった同講座からは、用の器はもとより造形的な作品に挑む作家まで、多彩な人材が輩出されてきました。
当館創立者、菊池智は現代陶の蒐集を通じ色絵磁器の重要無形文化財保持者(人間国宝)であった藤本能道(1919-1992)との親交を深めましたが、それを端緒として藤本の教授時代を中心に、陶芸講座の初期に在籍した作家たちの作品も多く収蔵していきました。現在それらは菊池コレクションの重要な一角を担っています。美術館開館10周年を迎えた本年、コレクション展として初めて同学出身陶芸家の作品を一堂に展示いたします。東京藝術大学の陶芸教育より生まれた作品をご覧いただき、やきものの可能性と魅力を感じていただく機会になればと存じます。
イベント情報
■アーティストトーク「土との出会い、陶の表現」
杉浦康益氏 7月22日(日)15時 美術館展示室前
川崎毅氏、小池頌子氏 8月5日(日)15時 美術館展示室前

■講演会「東京藝大、陶芸講座のいま」
島田文雄氏(東京藝術大学教授) 9月2日(日)15時 美術館展示室前

■学芸員によるギャラリートーク
7月14、21日/8月4、11、18日/9月8、22日 各土曜14時

■行ってみよう!「東京藝大 陶芸講座・研究室ツアー」
7月17日(火)14時、現地集合(上野) 定員20名様・予約制
参加費お一人様500円(資料代、他)

■作ってみよう!「土で遊ぶ。アートな動物をつくる」(講師:杉浦康益氏)
8月19日(日)14時 対象:小~中学生12名様・予約制
参加費お一人様1,200円(観覧料、材料費込。当日観覧券をお持ちの場合は700円)
※保護者のご同伴をお願いします(要観覧料)。

■ミュージアムコンサート in TOMO
7月27日(金) 18時半~(開場18時) 定員60名様・予約制
お一人様2,000円(当日観覧券をお持ちの場合は1,000円)
閉館後の展示室にて、東京藝術大学音楽学部出身の演奏家によるコンサートを開催します。
福崎雄也(ヴァイオリン)、内田佳宏(チェロ)/武澤陽介(作曲科卒)の新作を初演発表。

■西洋館見学会
7月28日(土)/9月15日(土) 各日11時 定員20名様・予約制
お一人様8,000円※
当館敷地内の西洋館(登録有形文化財)の通常非公開の内部を、展覧会の期間中に特別公開いたします。
※西洋館のご案内(建築家 篠田義男氏による)、美術館観覧料(学芸員の解説付き)、レストラン「ヴォワ・ラクテ」でのランチ代を含む。

アーティストトーク、講演会、ギャラリートークは聴講無料ですが、別途観覧料が必要となります(会場の都合により、満席の場合はお立ち見となることがございます)。有料・事前予約制の行事は先着にての受付となります。※詳細はお電話、HPにてご確認ください。(お申込み、お問い合わせ:03-5733-5131)
会場住所
〒105-0001
東京都港区虎ノ門4-1-35 西久保ビル
交通案内
【地下鉄各駅からのアクセス】
・日比谷線・神谷町駅: 出口4bより徒歩6分
・南北線・六本木一丁目駅: 改札口より徒歩8分 (改札口を出て正面左前方のエスカレーターを乗り継いで一番上まで上がって下さい)
・南北線/銀座線・溜池山王駅: 出口13より徒歩8分
・銀座線・虎ノ門駅: 出口3より徒歩10分

【バスによるアクセス】
「神谷町駅前」下車徒歩7分
・都バス・渋88 (渋谷駅前―新橋駅前)
・都バス・橋86 (目黒駅前―新橋駅前)
・都バス・浜95 (品川車庫前―赤羽橋駅前)
ホームページ
https://www.musee-tomo.or.jp/
東京都港区虎ノ門4-1-35 西久保ビル
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