《Re・Structure福岡県立美術館》プロジェクト第1弾。美術家・宮川敬一さん(北九州市)と「rhythm(リズム)」代表・遠藤水城さん(福岡市)いわく、「RE/MAP」とは既存の事実を解体し、自分の眼と足を使って「もうひとつの地図」をつくること。今回のリサーチ対象は、前身の福岡県文化会館時代から40年近い歴史をもつ県立美術館と、かつて大陸からの引揚者が多数居住していた須崎公園一帯です。こうした地図作成のプロセスを公開・共有してもらうことで、現在時の至る所にちりばめられた「断片」の中に過去、そして未来を見い出していきます。