タイトル等
所蔵作品展
寿ぎの「うつわ」
-工芸館の漆工コレクションから-
会場
東京国立近代美術館工芸館
会期
2012-12-11~2013-02-11
休催日
月曜日(12月24日、2013年1月14日、2月11日は開館)、12月28日[金]─2013年1月1日[火・祝]、15日[火]
開催時間
10:00~17:00
入館は閉館30分前まで
観覧料
一般200円(100円) 大学生70円(40円)
※( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。

高校生以下および18歳未満、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料。
※それぞれ入館の際、学生証、運転免許証等の年齢のわかるもの、障害者手帳をご提示ください。

※お得な観覧券「MOMATパスポート」でご覧いただけます。
※キャンパスメンバーズ加入校の学生・教職員は学生証または教職員証の提示により無料でご覧いただけます。

東京国立近代美術館 開館60周年記念企画
★2013年1月14日(月・祝)まで!誕生日は無料★

開館60周年を記念して、ご自身の誕生日当日にご来館いただいた方は、無料で入館いただけます。券売窓口で、誕生日のわかる証明書(免許証等)をご提示ください。(2013年1月14日(月・祝)まで)

HAPPY BIRTHDAY TOGETHER!!
主催者
東京国立近代美術館
概要
空気に触れると固まり、堅牢な塗膜となる不思議な液体―漆。漆は、ウルシの木から採取される樹液ですが、乾くと固まるという性質を利用して、芯材に木や麻布を用いたり、また塗面に金銀粉等を蒔きつけて華やかに装飾するなどして、古くからさまざまに活用されてきました。本来液体である漆は、それ自身では確固とした形をもたない存在で、漆単独で形を成すというよりも、他の素材と結びついて新しい姿形を獲得する、「触媒」のような役割を果たしている素材といえます。
強固な保護膜となって器を長持ちさせるという漆の実用面もさることながら、さらにひと手間もふた手間もかけて、作り手たちが形や表面の装飾の美を極めていくのはどうしてなのでしょうか。そこには、完成した漆工芸品がどのように用いられてきたかという、使い手側の事情もあるようです。
現代でも、新年のお祝いをはじめ、特別な席で漆器が用いられる場面を見かけます。「ハレ」の場を演出する道具として、またおもてなしの気持ちを伝える器として、とりわけ漆器が好んで用いられてきました。今なお、漆は私たちの生活のなかで「特別な場所」を占めている、そんな素材といえるのかもしれません。
本展では、漆という素材に脈々と継承されてきた文化的な特質を「寿ぐ」というキーワードで捉え、こうした視点からあらためて当館の所蔵作品約100点で、近現代の漆工芸を考えてみたいと思います。
イベント情報
■アーティスト・トーク
■小森邦衞(漆芸家)
日程:2012年12月23日(日)

■並木恒延(漆芸家)
日程:2013年1月27日(日)
漆の制作実演を行います。作品にもちいられる技法の数々を間近でご覧いただけます。

時間:14:00-15:00
場所:工芸館会場
※申込不要、参加無料(要観覧券)

■ギャラリートーク
当館研究員が鑑賞のポイントを分かりやすく解説します

日程:2013年2月10日(日)

時間:14:00-15:00
場所:工芸館会場
※申込不要、参加無料(要観覧券)

■タッチ&トーク
工芸館ガイドスタッフによる鑑賞プログラム。作品の見どころを、展示室で作品を鑑賞しながら解説する〈トークコーナー〉と、著名作家の作品や資料・制作工程資料などを実際に手にとったりさわりながら鑑賞いただける〈タッチコーナー〉とでご案内します。

日程:会期中の毎週水・土曜日
※2013年1月2日(水)のタッチ&トークはお休みいたします。
5日(土)からは通常通り実施いたします。
時間:14:00-15:00
場所:工芸館会場
※申込不要、参加無料(要観覧券)

■講演会
室瀬和美(漆芸家)
横溝廣子(東京芸術大学大学美術館准教授)
北村仁美(当館主任研究員)

日程:2013年1月12日(土)
時間:10:30-12:00
場所:東京国立近代美術館(本館) 地下1階 講堂

主催:東京国立近代美術館

※10:00開場
※申込不要、参加無料(先着150名)

*詳細は後日、ホームページにてご案内いたします。
会場住所
〒102-0091
東京都千代田区北の丸公園1-1
交通案内
東京メトロ 東西線 竹橋駅 1b出口より 徒歩8分
東京メトロ 半蔵門線・東西線・都営新宿線 九段下駅出口2より 徒歩12分
ホームページ
https://www.momat.go.jp/cg/
会場問合せ先
03-5700-8600 (ハローダイヤル)
東京都千代田区北の丸公園1-1
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