タイトル等
岐阜県美術館開館30周年記念
マルク・シャガール
―愛をめぐる追想
会場
岐阜県美術館
会期
2012-09-05~2012-10-28
休催日
9月10日(月)、18日(火)、24日(月)、10月1日(月)、9日(火)、15日(月)、22日(月)
開催時間
午前10時~午後6時
入場は午後5時30分まで
※9月5日(水)は午前10時30分開場
夜間開館日9月21日(金)、10月19日(金)は午後9時まで開館(入場は午後8時30分まで)
観覧料
一般 1,200円(1,100円)
大学生1,000円(900円)
小・中・高生 無料
( )内は20名以上の団体料金、前売は当日個人料金から200円引き
主催者
岐阜県美術館、岐阜新聞・岐阜放送、シャガール展実行委員会
協賛・協力等
後援 朝日新聞社、読売新聞社、NHK岐阜放送局
概要
20世紀前半のパリやロシアで前衛芸術の洗礼を受けながら、あらゆる芸術理論や主義主張を超越し、近代絵画史にユニークな位置を占める芸術家、マルク・シャガール(1887~1985)。帝政ロシアのユダヤ人部落に生まれ、パリで学び、両大戦という過酷な時代を生き抜いて色彩豊かな独自の幻想世界を語り続けたこの画家は、世界でもっとも愛されている20世紀の巨匠のひとりです。
ロシアでの伝統的な暮らしやユダヤ敬虔(けいけん)主義(ハシディズム)に培われた民族性、パリでの前衛芸術家たちとの交流、サーカスや演劇などに象徴される祝祭的、物語的な主題へのこだわり、そして自身の結婚と家族に代表される自伝的な要素。こうしたさまざまな要素が相互に作用して、恋人たち、婚礼、母と子、楽士たち、ロシアのユダヤ部落の町並みや動物たち、サーカスや聖書の場面など、初期から晩年まで音楽におけるライトモチーフのように繰り返される、この画家に特有の図像の数々が作り出されました。
岐阜県美術館開館30周年を記念して開催する今回の展覧会では、シャガール特有の図像世界が展開され始めた1930年代以降に力点を置き、多くのファンから愛されているシャガール・ワールドの秘密に迫ります。その秘密とは、ひとつには、男女の愛、家族間の愛、宗教を超えた普遍的な人間愛など、世界をより良いものにする「愛」について思いを馳せる、画家の絶えることのない問いかけにあるのではないでしょうか。日本初公開の作品や、国内の優れた名品、素描・版画を含む約100点を通じて、シャガールが表現したさまざまな「愛」をさぐります。
イベント情報
会期中の主な催し物
美術館コンサート「シャガールの愛した故郷の旋律」(仮称)
9月21日(金)午後6時30分-午後7時30分(夜間開館日)
9月22日(土・祝)午後1時30分-午後2時50分(レクチャー有)
出演:オルケステル・ドレイデル(東欧ユダヤ音楽クレズマー楽団)
場所:多目的ホール 事前申込み不要、無料

美術講演会
10月7日(日)午後1時30分-午後3時
講師:深谷克典(美術史家、名古屋市美術館学芸課長)
場所:講堂 事前申込み不要、無料

作品鑑賞会
9月21日(金)午後7時30分-午後8時30分(夜間開館日)
10月19日(金)午後6時30分-午後7時30分(夜間開館日)
担当:当館学芸員
場所:展示室内 事前申込み不要、ただしシャガール展観覧券が必要
会場住所
〒500-8368
岐阜県岐阜市宇佐4-1-22
交通案内
■電車をご利用の場合

JR東海道線
JR「西岐阜駅」下車 → 徒歩で15分
JR「岐阜駅」下車 → タクシーまたは岐阜バス

名鉄
名鉄「岐阜駅」下車 → タクシーまたは岐阜バス


■バスご利用の場合

岐阜バス (有料)
(加野団地線) JR岐阜駅前 (6番乗場) または、名鉄岐阜駅前 (1番乗場)
→ 「県美術館」下車 (約15分)

西ぎふ・くるくるバス 大人:100円 小学生:50円
「西岐阜駅南口」乗車 (約5分) → 「県図書館・美術館」下車
1日7便 (復路約30分)


■自家用車の場合

名神高速道路
岐阜羽島インターチェンジから県庁方面に向かって北進約10km

東海北陸自動車道
岐阜各務原インターチェンジから国道21号線を西進約10km
ホームページ
https://www.kenbi.pref.gifu.lg.jp/
岐阜県岐阜市宇佐4-1-22
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