タイトル等
寛永文化をめぐる美
会場
センチュリーミュージアム
会期
2001-02-05~2001-03-31
休催日
日曜日
観覧料
一般500円、学生300円
主催者
財団法人センチュリー文化財団
概要
戦国乱世の天下一統が成った江戸時代初期。ことに元和・寛永年間〈1615―1644〉には、桃山時代以来の文化的気運の高揚は、王朝耽美の高貴性に潤いの活路を見出した。

その中心となったのが、好学の帝後水尾天皇〈1596―1680〉。宮廷や公卿・文人・高僧ら錚々たる面々が参集し、交流した。その結果、歌学や立花・聞香・茶の湯など、宮廷文化は隆盛をきわめた。「寛永文化」と呼ばれる。

書道史上には、近衛信尹〈1565―1614〉・本阿弥光悦〈1558―1637〉・松花堂昭乗〈1584―1639〉の、いわゆる「寛永の三筆」が登場。いずれも伝統書法の上に、時代の風趣を受けて自由な書風を展開した。そしてそれに追随する者、また、さらには烏丸光広〈1579―1638〉のような独自の境地を発揮する者らが相次いで輩出した。

この度の展観では、かような当代屈指の能書家たちの遺墨をご鑑賞いただきたい。
ホームページ
http://www.ccf.or.jp/
展覧会問合せ先
センチュリーミュージアム
会場住所
〒162-0041
東京都新宿区早稲田鶴巻町110-22
交通案内
東京メトロ東西線 早稲田駅下車 1番出口 徒歩6分
東京都新宿区早稲田鶴巻町110-22
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