タイトル等
阿部浩展
-うつろな空間が価値をもつ-
リトグラフ、モノタイプ、油彩画
会場
足利市立美術館
会期
2012-04-21~2012-06-24
休催日
月曜日(ただし4月30日は開館)
開催時間
午前10時~午後6時
入館は午後5時30分まで
観覧料
一般600(480)円/高校・大学生400(320)円/中学生以下無料
( )内は20名以上の団体料金
※障害者手帳をお持ちの方は観覧料が免除になります
※「いきいきパスポート」をお持ちの方、および両毛広域都市圏内にお住まいの65歳以上の方は無料です。(住所・年齢を証明できるものをご提示下さい)
※6月10日[日]の「県民の日」は無料
※第3日曜日「家庭の日」(5月20日、6月17日)は、中学生以下のお子様を同伴のご家族は無料
主催者
足利市立美術館
協賛・協力等
協力:(財)足利市みどりと文化・スポーツ財団/東武鉄道(株)
概要
阿部浩(1946年足利生まれ 西東京市在住)は、新たな形と空間を模索し続けています。それは、彼の内面から紡ぎだされる「新しい美」です。阿部は美の創造の手段としてリトグラフ(石版画)を選びました。特に石版石によるリトグラフは、彼の創造の中心をなしています。近年、リトグラフは手軽な金属板によるものが大半を占めていますが、画面に奥行きや深みをもたせるには石版石のほうが勝っています。阿部は、製版はもとより、石の研磨、印刷まですべて手がけています。永年の経験により培った手わざにより微妙な諧調と豊かな厚みをかもし出しています。
また、阿部は、金属板による多色リトグラフ、シルクスクリーン、木版など石版石を用いるリトグラフ以外の技法も手がけ、各々の版ならではの効果を活かして多様な作品を作り出しています。ただ、そこに共通しているのは抽象的な線や形による内面的な空間です。あるものはダイナミックに鋭く立ち上がり、またあるものは架空の生き物のように旋回しつつほのかに浮かび上がります。いずれにせよ光と影が交差する空間構成は、リズミカルな心地よさとモニュメンタルな重厚さを同一平面上に表しています。そこには透徹した精神への高まりと新たな造形を切り開こうとする野生が同居しています。
本展は足利市立美術館に寄贈された版画作品を中心に、初期から最新作まで展覧する初の回顧展です。油彩画およびモノタイプ作品を交え阿部浩の全貌に迫ります。
イベント情報
①リトグラフ実演会
講師:阿部浩
日時:5月3日[木・祝]午後2時より
会場:足利市立美術館3階ロビー
※参加ご希望の方は観覧料(高校生以上)をお支払いの上、当日午後2時に美術館3階ロビーまでお集まりください。

②開催記念コンサート(弦楽三重奏)
演奏:降旗貴雄(ヴァイオリン)
阿部 哲(ヴィオラ)
市 寛也(チェロ)
日時:5月5日[土・祝]午後3時より
会場:足利市立美術館展示室
※鑑賞ご希望の方は観覧料(高校生以上)をお支払いの上、当日午後3時に展覧会場にお集まりください。
※詳細はホームページ等でお知らせいたします。

③作者によるギャラリートーク
日時:5月20日[日]、6月10日[日] 午後2時より

④学芸員によるギャラリートーク
日時:4月28日[土]、6月17日[日] 午後2時より
※参加ご希望の方は当日午後2時に美術館入口受付までお集まりください。
※参加は無料ですが、観覧料(高校生以上)が必要です。
ホームページ
http://www.watv.ne.jp/~ashi-bi/2012-bunkazaidan.htm
会場住所
〒326-0814
栃木県足利市通2-14-7
交通案内
電車:
JR両毛線「足利駅」・東武伊勢崎線「足利市駅」下車 徒歩10分
バス:
足利市生活路線バス「美術館前」下車
車:
北関東自動車道「足利I.C.」より15分、「太田・桐生I.C.」より20分
東北自動車道「佐野・藤岡I.C.」より40分
ホームページ
http://www.watv.ne.jp/~ashi-bi/
栃木県足利市通2-14-7
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