タイトル等
描けば本当にものが見えてくる
松山春秋展
会場
宇城市不知火美術館
会期
2012-04-24~2012-06-10
休催日
5月1日(火)、7日(月)、14日(月)、21日(月)、28日(月)、6月4日(月)
開催時間
10時~18時
火曜~金曜 10時~18時(入館は17時30分まで)
土曜・日曜・祝日 10時~17時(入館は16時30分まで)
観覧料
大人300円、大高200円、小中無料
団体2割引
主催者
宇城市不知火美術館、宇城市教育委員会
概要
松山春秋(1909~1993)は、細川藩の絵師3代目松山雪童の孫として熊本市に生まれ、画家になるために19歳で上京。祖父の弟子で帝展委員の日本画家、水上泰生に師事しました。そこで基礎をみっちり学んだのちは、院展をはじめ、新美術人協会展(現在の創画会)、日本画院展などに精力的に出品。入選、入賞を繰り返し、少しずつ画家としての評価を得ていきます。
戦後は、熊本に帰り、水上泰生亡き後は、堅山南風に師事。1957年に日本美術院院友になっています。戦前は人物画と風景を多く描いていますが、帰郷後は、「描けば本当にものが見えてくる」という目で自然を見つめ、阿蘇の根子岳、自宅傍の万日山、周辺の木々、畑の葱坊主、落葉、椎茸、古い板壁など身の周りのものを、まるで「生活歳時記」のように描き続けました。また、油絵も始め、一水会に出品。会員になっています。一方、「南枝塾」を主宰し、熊本に多くの日本画家を育てたことも大きな功績です。
没後19年、本展では日本画のほか油彩、水彩、素描も並べ、松山春秋の画業の一端を紹介します。ぜひ、素朴で温かく、密度のある作品の魅力をご堪能ください。
イベント情報
■講演会
「魂の師 松山春秋先生-日本画を学んでいる人たちへ-」
4月30日(月・振替休日)14:00~15:00
講師/吉家研二氏
場所/美術館アトリエ 定員/50名(先着順)

■ギャラリートーク
5月12日(土)14:00~15:00
5月26日(土)14:00~15:00
話し手/村上明日香(当館学芸員)
場所/展覧会場
対象/入場者
会場住所
〒869-0552
熊本県宇城市不知火町高良2352
交通案内
JR: 松橋駅下車、徒歩8分。 駅から右、線路沿いを南へ。2つ目の踏切を渡り50m進むと左に国道266号線下の小さいトンネル。それを潜ると美術館。

バス: 松合経由三角行き 宇城市役所不知火支所前下車 (1日9便)

車: 九州自動車道 松橋インターより 天草・三角方面へ4㎞
ホームページ
http://www.city.uki.kumamoto.jp/
熊本県宇城市不知火町高良2352
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