タイトル等
開館10周年記念収蔵企画展 吉澤コレクションの近代日本画
第1部
日本画の明治
―田崎草雲も橋本雅邦もいた時代
会場
佐野市立吉澤記念美術館
会期
2012-04-21~2012-06-03
休催日
毎週月曜(4月30日は開館)、5月1日[火] 展示替休館:6月4日[月]~8日[金]
観覧料
◎開館10周年記念日無料開館 6月3日[日]
概要
佐野市立吉澤記念美術館は、平成14年(2002)6月1日に開館しました。開館10周年となるこの一年は、当館の活動の核である吉澤コレクション形成の歴史にふれつつ、その魅力を見つめる展覧会で構成します。
その第一弾として、「吉澤コレクションの近代日本画」を開催いたします。高久靄厓らを支えた旦那衆の息子世代にあたる吉澤象水(文化10~明治16年)、明治6年に石灰事業を興した吉澤慎堂(弘化3~明治38年)、昭和初期に東京で収集を行った吉澤晃南(明治21~昭和26年)という親子三代にわたり収集されたこれらの作品は、各個人の好みだけでなく、各時代の日本画愛好の一端が映し出されたタイムカプセルと言えるかもしれません。
第1部は「日本画の明治」と題し、東京美術学校等を拠点に「日本画」を創出した橋木雅邦らの作品と共に、江戸期の南画の流れを汲む田崎草雲らも展示します。当コレクションには南画が哀退したと言われる明治後期に至るまで作品があり、愛好の対象となっていたことが分かります。
第2部では「日本画の大正」とし、大正~昭和初期の作品を展示します。「南画」に注目して日本画の変革を担った今村紫紅たち、江戸期以来の伝統を踏まえつつ、時代にふさわしい南画を生みだした小室翠雲・松林桂月らという2方面から、大正期の南画にアプローチします。あわせて当館の主要な大正・昭和期の作品をご覧いただきます。
当館の近代日本画の主要な作品をお楽しみいただける貴重な機会となります。ぜひご覧ください。
イベント情報
・作品鑑賞会 当館学芸員とご一緒に
〔明治〕4月29日(日)、6月3日(日)〔大正〕6月17日(日)、6月30日(土)、7月21日(土)
・作品鑑賞会「じっくり見ようこの1点」
〔明治〕5月19日(土)橋本雅邦《蓬莱朝陽》
各日午後2時~(30分程度) 場所:美術館展示室 自由参加。当日の観覧券が必要です。

日本画体験教室
「水墨画に挑戦!」 日時:5月26日(土)講師:戸倉英雄さん(画家)
「水墨淡彩に挑戦!」日時:7月 7日(土)講師:福鳥恒久さん(画家)
<1回目>午前9時~正午、<2回目>午後1時~4時
各回定員10人 参加費1,000円(観覧料別途) 5月12日(土)~申込受付
展示替え情報
6月4日[月]~8日[金]
ホームページ
http://www.city.sano.lg.jp/museum/conduct/17.html
会場住所
〒327-0501
栃木県佐野市葛生東1-14-30
交通案内
■車

国道293号線を利用、旧佐野市役所葛生(くずう)庁舎北隣

★北関東自動車道 佐野田沼ICより約15分
★東北自動車道 佐野藤岡ICより約30分
★東北自動車道 栃木ICより約20分
★「葛の里壱番館」「葛生伝承館」駐車場をご利用頂けます。無料、当館まで徒歩1分。


■電車

東武佐野線「葛生駅」下車徒歩8分
(駅を出て、お寺の脇の川に沿った道を北に進んでください)

★栃木県内(宇都宮等)から…
JR両毛線 佐野駅で東武佐野線に乗換え、佐野→葛生駅は約20分
★東京都内等から…
東武伊勢崎線 館林駅で東武佐野線に乗換え、館林→葛生駅は約40分


■バス

市営バスは「葛の里壱番館」で下車、当館まで徒歩1分。
片道300円、往復利用なら1日乗車券(600円)が便利です。

★佐野市内から…
葛の里壱番館停車路線は、基幹線、秋山線、仙波会沢線です。その他は、途中で停車路線に乗り換えます。(乗継ぎ運賃100円)
★東京方面から…
マロニエ号(新宿・東京等、約1時間30分) → 佐野新都市バスターミナル → 市営バス基幹線(葛の里壱番館方面行き約70分)
ホームページ
https://www.city.sano.lg.jp/sp/yoshizawakinembijutsukan/
栃木県佐野市葛生東1-14-30
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