タイトル等
マリー・ローランサン展
会場
笠間日動美術館
会期
2001-11-02~2001-12-24
休催日
月曜日(12月24日は開館)
観覧料
一般1000円、大学・高校生700円、中学・小学生500円、65歳以上800円
主催者
財団法人 日動美術財団
概要
20世紀初頭、パリでは次々と新しい芸術、文化が生まれ、艶やかな花を咲かせました。美術の世界では、フォーヴィスムやキュビスムが台頭し、エコール・ド・パリと呼ばれる作家達が華々しい活躍を遂げました。マリー・ローランサンは、こうした時代のパリに青春を過ごし、若い画家たちの“華”となりました。ブラックやピカソらとの交友、詩人アポリネールとの出逢いを通じでフォービスムやキュビスムの洗礼を受けますが、それらに染まりきることなく独自の境地を切り開き、20世紀における最も有名な女流画家となりました。ローランサンは、洗練されたフランス美術の優雅さ、印象派の色彩の輝きを伝え、しかも女性ならではの繊細な感性を追及した、淡く美しい色調と簡略化されたフォルムにより、文学的ともいえる独特の世界を築き上げました。彼女の絵に登場する女性たちは、時にはあどけなく、そして時には妖しく、また憂いに満ち、その「哀愁」と「官能」の香りには多くの人々の心が惹きつけられました。彼女の作品に流れる、まるで詩歌のような抒情性には、日本人の美意識に感じるものがあるのでしょうか、日本では特に愛好されています。このたび、マリー・ローランサン美術館の特別なご好意により、初期から晩年にいたる油彩、水彩、版画、挿絵本などの代表作85点による展覧会を開催することになりました。両大戦を生き抜き、波乱に富んだ生涯を送りながら、繊細で透明な美しい作品を描き続けたマリー・ローランサンの優雅な世界を充分にご堪能いただけることと思います。

ホームページ
http://www.nichido-garo.co.jp/museum/
会場住所
〒309-1611
茨城県笠間市笠間978-4
交通案内
[JR利用]
◎常磐線 友部駅北口より『かさま観光周遊バス』(9:55/10:50/11:50発 / 100円) または市内循環バスで約15分。「日動美術館入り口」下車。
◎水戸線 笠間駅より徒歩約20分

[自動車利用]
◎常磐道 友部JCT経由 北関東道 友部ICより 約6km
◎東北道 栃木都賀JCT経由 北関東道 笠間西ICより 約8km

[高速バス利用」
◎『関東やきものライナー』 秋葉原(8:20発) 「笠間稲荷神社入口」下車 徒歩約10分
ホームページ
http://www.nichido-museum.or.jp
茨城県笠間市笠間978-4
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