タイトル等
館蔵品展
奥絵師(おくえし)・木挽町狩野家(こびきちょうかのうけ)
お殿さまに仕えた絵師たちの250年
尚信(なおのぶ)・常信(つねのぶ)・周信(ちかのぶ)・古信(ひさのぶ)・典信(みちのぶ)・惟信(これのぶ)・栄信(ながのぶ)・養信(おさのぶ)・雅信(ただのぶ)
会場
板橋区立美術館
会期
2012-04-07~2012-05-06
休催日
月曜日(但し4・30は開館し、5・1は休館)
開催時間
9時30分~17時
入館は16時30分まで
観覧料
観覧無料
概要
江戸時代、幕府に仕えた御用絵師のうち、狩野家の中橋・鍛冶橋・木挽町・浜町の四家は奥絵師と称されました。奥絵師とは、将軍にお目見えすることもできる最高の家柄です。
板橋区立美術館では、奥絵師四家のうち、とくに木挽町狩野家の歴代をたどるコレクションを所蔵しています。木挽町狩野家は、狩野探幽の弟の尚信を祖とし、六代目の典信のときに木挽町にも屋敷を構え、もっとも幕府に重用されました。本展では、江戸狩野派の始祖・探幽をはじめ、木挽町狩野家の初代から最後の当主までの系譜をたどります。家元制度により受け継がれた狩野家の画風も、木挽町狩野家十代の間に変貌を遂げていることが感じていただけると思います。
また、展示室の一角には本物の屏風を間近に見ることができる「お座敷コーナー」を設け、運気アップの金屏風を展示します。
イベント情報
◎特別講演会『型について考える』
4月21日(土)「能における型と伝承」講師:観世銕之丞(観世流シテ方)
4月30日(祝)「能における笛の型~実演を交えて」講師:双奏會 藤田貴寛(一噌流笛方)、杉信太朗(森田流笛方)

◎狩野家が400年にわたって続いた理由のひとつに、粉本(絵のお手本)を模写することで画風を定着させる教育システムが挙げられます。現在の美術教育では自由な創作が中心になりましたが、能などの伝統芸能の世界では「型」による伝承が現在も連綿と続けられています。今回は、現代人にはなじみが薄くなってしまった「型」について、能楽師の方々の実体験をお話しいただき、「型」の効果と意義を改めて考えます。 ※いずれも当館講義室にて、13時開場予定、14時開講、先着100名、申込不要、聴講無料。

◎ギャラリートーク 4月8日、15日、22日、29日(日) 15時~ ◎担当学芸員が展示作品について解説いたします。
ホームページ
http://www.itabashiartmuseum.jp/art/schedule/next.html
会場住所
〒175-0092
東京都板橋区赤塚5-34-27
交通案内
徒歩

・都営三田線「西高島平駅」下車 徒歩13分

・東武東上線「下赤塚駅」、東京メトロ「地下鉄赤塚駅」下車 徒歩25分


路線バス (所用時間約10分)

・東武東上線「成増駅」北口 2番のりばより
「(増17) 美術館経由 高島平操車場」行き「区立美術館」下車
※東京メトロ有楽町線・副都心線「地下鉄成増駅」(5番出口)も利用可。

・都営三田線「高島平駅」西口 2番のりばより
「(増17) 美術館経由 成増駅北口」行き「区立美術館」下車

※美術館を経由しないバスもありますので、乗車前にご確認ください。
※美術館前に停まるバスは1時間に1~2本です。

※下記のバスもご利用いただけます。(下車徒歩5~6分)
・東武東上線「成増駅」北口1番のりばより
「(赤02)赤羽駅西口」行き「赤塚八丁目」下車 (所要時間6分程度)

※コミュニティバス「りんりんGO」もご利用いただけます。


タクシー
・東武東上線「成増駅」北口、都営三田線「高島平駅」西口より約5分
※「新高島平駅」「西高島平駅」には、タクシー乗り場がなく、つかまりにくいため、「高島平駅」からご利用ください。
ホームページ
https://www.city.itabashi.tokyo.jp/artmuseum/
会場問合せ先
テレフォンサービス 03-3977-1000
東京都板橋区赤塚5-34-27
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