タイトル等
同時代の二人
―向井潤吉と宮本三郎
会場
世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館
会期
2012-04-03~2012-07-29
休催日
毎週月曜日(ただし、祝・休日の場合は開館、翌日休館)
開催時間
午前10時~午後6時
入館は午後5時30分まで
観覧料
一般200(160)円、大高生150(120)円、中小生100(80)円、65歳以上及び障害者の方100(80)円
*( )内は20名以上の団体料金。小・中学生は土、日、祝・休日及び夏休み期間は無料。
*障害者で小・中・高・大学生、および障害者の介護者(当該障害者1名につき、1名に限る)は無料。
概要
ともに世田谷ゆかりの洋画家であり、その住居兼アトリエ(跡)が世田谷美術館分館として開設された向井潤吉(1901-1995)と宮本三郎(1905-1974)。かたや日本各地の茅葺屋根の民家、かたや絢爛な色彩による裸婦像で知られる向井と宮本の両名は、戦前は二科会をおもな発表の場とし、戦中は軍部の依頼によって戦争記録画の制作に従事。戦後二科会が解散してのちは、向井は行動美術協会を、宮本は第二紀会を創立するなど、発表の場こそ異なりましたが、画家としての歩みを始めた初期からお互いの家を行き来するなど、生涯にわたって親しい間柄でありました。
本展は、明治から大正・昭和の同時代を生き、そのような親交のあった向井と宮本の作品を、共通の主題でセレクトする展覧会です。裸婦のデッサンや西洋古典絵画の模写からは、洋画家としての基礎的な鍛練を怠らなかった二人の姿が見て取れる一方で、その描画から画家としての差異も浮かび上がることでしょう。共通の体験として持つ、ヨーロッパ遊学や戦争記録画制作による現地の風景を描いた作品についても、同様のことがうかがわれます。向井であれば民家、宮本であれば裸婦といった代表的な作例もまじえることで、同時代を生き、互いに切磋琢磨しながら、次第に独自の表現が形作られてゆく二人の足跡をご覧いただければ幸いです。
会場住所
〒158-0083
東京都世田谷区奥沢5-38-13
交通案内
■電車
東急大井町線・東横線 「自由が丘」駅 下車 / 徒歩7分
東急目黒線 「奥沢」駅 下車 / 徒歩8分
東急大井町線 「九品仏」駅 下車 / 徒歩8分

■バス
東急バス(園02) 世田谷区民会館~田園調布駅 「奥沢六丁目」 下車 / 徒歩1分
東急バス(渋11) 渋谷駅~田園調布駅 「奥沢六丁目」下車 / 徒歩1分
東急バス(園01) 千歳船橋~田園調布駅 「浄水場前」下車 / 徒歩10分

■当館には来館者用駐車場がございません。
お車でのご来館はご遠慮ください。
※障害者の方のための駐車スペースはございます (1台)。
ホームページ
http://www.miyamotosaburo-annex.jp/
東京都世田谷区奥沢5-38-13
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