タイトル等
光あれ!
河口龍夫─3.11以後の世界から
会場
いわき市立美術館
2階企画展示室Ⅰ・1階ロビー
会期
2012-04-03~2012-04-22
休催日
月曜日
開催時間
午前9時30分~午後5時
入場は閉館30分前まで
観覧料
一般400円[320円]/高・高専・大生200円[160円]/小・中生100円[50円]
※[ ]内は20名以上の団体割引料金
※いわき市在住の65歳以上の方、身障者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は無料
※いわき市内の小・中・高・専修・高専生は、土・日に限り無料
主催者
いわき市立美術館
概要
河口龍夫は、1986年のチェルノブイリ原発事故以降、放射線を遮る鉛を意図的に用いた作品を制作しています。それは河口の制作の根幹となるみえるものとみえないものとの関係性を浮上させる物質のひとつとして用いられ、政治的な色彩を帯びた反核メッセージを声高に主張するものではありません。しかしその一連の作品は、鉛に被覆された視えざる物質、あるいは事象に対する見る者の感覚の解放と想像力の喚起を促すと同時に、原子力に依存した社会体制下におけるあらゆる種の生存の危機を予兆しながら絶えざる生への強い意志に貫かれ、河口の作品世界の基底をなすヒューマニズムに裏打ちされた作品として高く評価されてきました。
そして常に自身を取り巻く環境=世界との関係に着目し、制作の基点としてきた河口は、3月11日の東日本大震災、それに続く福島原発事故-フクシマ・クライシスの後、否応もなく一変してしまった世界をみつめながら200点を超える作品を生み出しています。
本展は、混沌とした世界に直面しながら常に未来を志向しようとする河口の作品を通して、あらためて世界と私たちの関係を見つめ直す契機となることを目的として企画され、また同時に河口の作品を長年撮影してきた写真家・齋藤さだむが3.11以後の被災地をとらえた写真を紹介する「齋藤さだむ-不在の光景」も、河口の作品とコラボレートする形で開催されます。
イベント情報
◎会期中の催し
対談:河口龍夫×齋藤さだむ
日時:2012年4月22日[日]午後2時-3時
会場:いわき市立美術館企画展示室Ⅰ
参加費:企画展入場券半券が必要
◎詳細はいわき市立美術館にお問い合わせ下さい
ホームページ
http://www.city.iwaki.fukushima.jp/kyoiku/museum/013899.html
会場住所
〒970-8026
福島県いわき市平字堂根町4-4
交通案内
■電車
JR常磐線・磐越東線 いわき駅より 徒歩12分

■高速バス
高速バス (東京―いわき線、会津若松・郡山―いわき線、福島―いわき線) 平中町バス停より 徒歩3分

■自動車
常磐・磐越自動車道 いわき中央I.C.より15分
ホームページ
https://www.city.iwaki.lg.jp/www/genre/1444022369394/index.html
福島県いわき市平字堂根町4-4
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