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タイトル等: いのちの煌(きら)めき
田渕俊夫展
会場: 名古屋市美術館
会期: 2012-04-07～2012-05-20
休催日: 毎週月曜日(4月30日[月・祝]は開館して翌日休館)
開催時間: 午前9時30分～午後5時
金曜日は午後8時まで。(ただし5月4日[金・祝]は午後5時まで。入場は閉館の30分前まで)
観覧料: 一般1,100円[900円]、高大生700円[500円]、小中生400円[200円]
[ ]内は20名以上の団体および前売料金*「田渕俊夫展」入場券で常設展もご覧いただけます。
前売ペア1,400円(名古屋市美術館&メナード美術館「田渕俊夫展」)
主催者: 名古屋市美術館、中日新聞社、東海テレビ放送
協賛・協力等: 後援=愛知県・岐阜県・三重県各教育委員会
協力=名古屋市交通局
概要: 日本画家・田渕俊夫(1941～)は、圧倒的な技術と優れた色彩感覚で、日本画の素晴らしさを再確認させる作品を生み出し続けています。田渕の中心的な画題は植物と風景ですが、植物を描いた作品からは、可憐な姿の中に隠された生命のたくましさや生命の連鎖に対する畏敬の念を読み取ることができ、また、風景を描いた作品からは、悠久の時間に対する作家の素直な感動を見て取ることができます。現代の街角を積極的に描くなど画題の拡大という点で革新性が顕著ではあるものの、古くからの日本絵画の重要な特質である装飾性と精神性という伝統を田渕作品は継承しており、それが現代日本画家のなかでもひときわ人気を博している理由であるといえるでしょう。
田渕俊夫は愛知県立芸術大学で教鞭を執るなど、当地にゆかりのある作家でもあります。今回の展覧会は、田渕の45年におよぶ画歴を4章に分け、大学卒業後の初期作品から最新作まで、装飾性と精神性を特色とする田渕芸術の本質を語るにふさわしい約60点で振り返ります。なお、生き物の命の連鎖の偉大さ、生命の大切さを描き続けている田渕は、東日本大震災を目の当たりにして、鎮魂と再生を信じる気持ちを込め、そして万物の生命の煌めきに思いを寄せて新作を制作しており、本展で初披露となります。どうぞご期待ください。
イベント情報: ◎特別講演会「自作を語る」
日時:4月7日[土] 午後2時～
場所:名古屋市美術館講堂(入場無料、定員180名、先着順)
講師:田渕俊夫氏

◎講演会
日時:4月15日[日] 午後2時～
場所:名古屋市美術館講堂(入場無料、定員180名、先着順)
講師:神谷浩氏(名古屋市博物館副館長)

◎記念対談
日時:4月22日[日] 午後2時～
場所:名古屋市美術館講堂(入場無料、定員180名、先着順)
講師:田渕俊夫氏+神谷浩氏(名古屋市博物館副館長)

◎ボランティアによるギャラリートーク
日時:4月17日[火]、18日[水]、21日[土]、24日[火]、25日[水]、27日[金]、29日[日・祝]
5月2日[水]、6日[日]、8日[火]、9日[水]、10日[木]、13日[日]、16日[水]、17日[木]、18日[金]、19日[土]
午前10時30分～、午後1時30分～(約60分)
*展覧会入場券でご参加いただけます。当日会場入口にお越しください。
なお、都合により休止する場合がありますのでご了承ください。
ホームページ: http://event.chunichi.co.jp/tabuchi.html