タイトル等
20世紀の蒸気機関車
―広田尚敬&O.ウインストン・リンク―
会場
新潟市新津美術館
会期
2001-11-13~2002-01-27
休催日
月曜日(但し12/24・1/14開館、12/25・1/15休館)、12/28~1/4
観覧料
一般500円、大学・高校生300円、小中学生100円
※20枚以上一括購入20%引
主催者
新津市文化振興財団=新津アートフォーラム
概要
18世紀に発明されて以来、文明の大きな機動力となってきた蒸気機関車は、20世紀にほとんどその姿を消しました。しかし、その勇姿は、鉄道ファンのみならず、多くの写真家たちがカメラにおさめてきました。
本展では、清里フォトアートミュージアムのコレクションから、記録を超えた高い表現力をかちえた日米二人の写真家による鉄道写真の世界を紹介します。
日本を代表する鉄道写真家、広田尚敬は、1968年の初個展「蒸気機関車たち」以来、鉄道写真界に新風を吹き込み、「広田調」といわしめた独特の表現を確立しました。日本の豊かな自然の中を走る蒸気機関車の姿を巨大な生き物のようにとらえ、また、煙や鉄塊を大胆にデフォルメしたイメージにより、疾走する蒸気機関車の躍動感を象徴的に描き出しました。
一方、工業写真を専門としていたO.ウインストン・リンクは、1955年から蒸気機関車を撮り始め、1962年に廃止されるまでの間を見つめ続けた写真家です。夜間に膨大な光量のフラッシュをたいて撮影された作品は、鉄の躰の質感だけでなく、機関車を取り巻く人々との関係を、映画のワンシーンのように切り取って今に伝えています。
昔から、信越本線、磐越西線、羽越本線の三線が交差する鉄道の要衝として知られる、「鉄道のまち」新津。現在も人々のロマンをのせたSLが走る当地で、暮らしに密着した存在だった蒸気機関車の、写真表現を通した美しさにあらためて目を向ける機会となるでしょう。
会期中、ウインストン・リンクの未公開フィルムや撮影方法を再現したビデオ「夜を駆け抜けた列車」、広田尚敬撮影の最新ビデオ「Little Local Line」もあわせて上映します。
ホームページ
http://www.city.niigata.jp/info/naf/
展覧会問合せ先
新潟市新津美術館 Tel.0250-25-1300
会場住所
〒956-0846
新潟県新潟市秋葉区蒲ヶ沢109-1 (花と遺跡のふるさと公園内)
交通案内
【バス】
JR 新津駅東口から
秋葉区バス「新津駅西口行」に乗車約24分、「美術館・植物園前」で下車 徒歩すぐ。
または、新潟交通バス「矢代田経由白根・潟東行」に乗車約12分、「新津美術館入口」で下車 徒歩5分
※新津駅西口発の秋葉区バスは「美術館・植物園前」まで約55分かかりますので、新津駅東口発のバスか矢代田駅発のバスをご利用ください。

矢代田駅から
秋葉区バス「新津駅東口行」に乗車約7分、「美術館・植物園前」で下車徒歩すぐ。
または、新潟交通バス「新津駅行」に乗車約3分、「新津美術館入口」で下車徒歩5分

【徒歩】
JR古津駅から 徒歩約25分

【車】
JR 新津駅から タクシーで約15分、矢代田駅から タクシーで約5分
新潟駅から 約20キロ 約40分。国道49号経由、国道403号線を三条・小須戸方面にすすみ「県立植物園入口」で左折し、道なり約3分。

磐越自動車道では、
福島・会津若松方面から 「新津IC」より約15分。
または 新潟方面から 「新津西スマートIC」より約13分。
ホームページ
https://www.city.niigata.lg.jp/nam/
新潟県新潟市秋葉区蒲ヶ沢109-1 (花と遺跡のふるさと公園内)
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