LINK展は、「人と人とのはざま-美術と社会の関わりのかたち」を掲げ1995年から活動を続けてきたスコップ美術表現研究舎の活動の場として始まり第8回LINK展まで開催してきました。第9回展からは、新しく主催を京都リンクプロジェクトに変更し開催します。
私たちの生きるこの地で、地面が裂け、家が沈み、炎が空を焦がしました。心が東北の、テレビの向こうの人々の、その空間を感じ取っています。そこに居なくても、匂いがしなくても、ある感情を皆が感じ取っています。
この気持ちは何でしょう?
この一年間は世界を揺るがす様々な出来事が連なり発生しました。それぞれが受け取った思いを、自らの中に芽生えた気持ちをもう一度社会へ。個々の思いの絡み合う世界を、「Resilient - はね返る - 」に込めて表現します。