タイトル等
「織」を極める
人間国宝 北村武資
会場
東京国立近代美術館 工芸館
会期
2012-02-07~2012-04-15
休催日
月曜日(3月19日、3月26日、4月2日は開館)
開催時間
10:00~17:00
入館は閉館30分前まで
観覧料
一般500円(350円)
大学生300円(150円)

・2会期通し券
一般850円
大学生450円
※( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。

高校生以下および18歳未満、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料。
※それぞれ入館の際、学生証、運転免許証等の年齢のわかるもの、障害者手帳をご提示ください。
※キャンパスメンバーズ加入校の学生・教職員は、学生証または教職員証の提示により団体料金でご覧いただけます。
※「2会期通し券」は、2/7(火)~3/11(日)および3/13(火)~4/15(日)の各会期中に各々1回、計2回の観覧が可能です。


東京国立近代美術館 開館60周年記念企画
★★★ 誕生日は無料!! ★★★

開館60周年を記念して、ご自身の誕生日当日にご来館いただいた方は、全館(本館・工芸館とも)無料で入館いただけます。(証明できるものをお持ちください。)

HAPPY BIRTHDAY TOGETHER!!
主催者
東京国立近代美術館
概要
北村武資は1935年京都生まれ。京都西陣で得た高度な織の技術と現代的な感覚によって、織の造形に新たな地平を切り開きました。1995年に「羅」、2000年には「経錦」で重要無形文化財保持者に認定され、今日を代表する作家として国内外で高く評価されています。

北村の作品は革新的で、常に新鮮な驚きを見る人にもたらします。その魅力は、伝統をベースとしながらも既成の価値観に甘んずることなく、織の根源を探求し、今という時代に立ち向かおうとする姿勢に由来します。「羅」は複雑なもじり組織(たて糸がからみ合ったところによこ糸を織り込む)が透明感に満ちた生地を作ります。中国前漢時代までさかのぼる歴史を持つこの織物は、日本では中世以降衰微しましたが、北村の挑戦は古代織の再生にとどまらず、過去に例のない経糸の大胆な動きで文様と陰翳とを構築する「透文羅」の創造にいたりました。また、やはり古代織の「経錦」においても、困難とみなされてきた大型の文様を織り上げ、つややかな質感と豊かな色彩は整然としたパターンに生き生きとした表情をもたらします。どちらの技法についても「織物の組織そのものが表現」と考える北村のきれ地は、わずかな厚みのなかでたて糸が複雑に交錯し、静かなムーブマンと奥行さえ感じさせるものとなりました。

本展では、北村の初期から今日までの作品約130点を、2期(前期 2月7日~3月11日、後期 3月13日~4月15日)に分けて展観します。織技の粋が体現する織の可能性と美をご堪能ください。
イベント情報
ギャラリー・トーク

■北村武資(出品作家)

日程:2012年2月26日(日)
2012年3月18日(日)
時間:14:00-15:00

※申込不要、参加無料(要観覧券)。


■当館研究員によるギャラリー・トーク

日程:2012年2月12日(日)
2012年3月25日(日)
時間:14:00-15:00

当館研究員が鑑賞のポイントを分かりやすく解説します。

※申込み不要、参加無料(要観覧券)。


■工芸館ガイドスタッフによる鑑賞プログラム「タッチ&トーク」

日程:会期中の毎週水・土曜日
時間:14:00-15:00

工芸館ガイドスタッフによる鑑賞プログラム。会場で展示作品を紹介する<トークコーナー>と、著名作家の作品や資料、制作工程などを手にとって実際にさわっていただきながら作品を楽しむ<タッチコーナー>の2部構成でご案内します。

※申込不要、参加無料(要観覧券)。
展示替え情報
※前期と後期で作品の展示替をおこないます。
前期 2月7日(火)~3月11日(日)
後期 3月13日(火)~4月15日(日)
ホームページ
http://www.momat.go.jp/CG/kitamura/index.html
会場住所
〒102-0091
東京都千代田区北の丸公園1-1
交通案内
東京メトロ 東西線 竹橋駅 1b出口より 徒歩8分
東京メトロ 半蔵門線・東西線・都営新宿線 九段下駅出口2より 徒歩12分
ホームページ
https://www.momat.go.jp/cg/
会場問合せ先
03-5700-8600 (ハローダイヤル)
東京都千代田区北の丸公園1-1
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