本企画展は海軍創設とともに定められた海軍服の変遷のなかに海軍の歴史を探ろうとするものです。
明治に生まれた日本海軍は急激な成長とともに世界有数の海軍となりました。短期間での成長に伴い目まぐるしく変化する制度のなかに「服制」もありました。
展示では、明治3年11月の最初の「海軍服制」が公布されて以来、昭和19年8月の「臨時海軍第三種軍装令」に至るまで様々な研究、開発が行われた「海軍の制服」について紹介いたします。
また、長年にわたり海軍の服装について調査・研究を続けられた成果として刊行された「日本海軍軍装図鑑」の著者 柳生悦子氏より図鑑掲載の原画を御寄贈いただきました。これを記念してその全容をご紹介致します。