テレビドラマ「ウルトラマン」シリーズの監督、「あさき夢見し」「帝都物語」等の映画監督として知られる実相寺昭雄は2006年11月、胃癌のたまに他界しました(享年69歳)。「エキセントリック」とも称された奇才の逝去は多くの人々に深い悲しみをもたらしました。その後、2008年に実相寺昭雄の関連資料が川崎市に寄贈されました。没後5年を迎え、本展では、この寄贈資料を元にして実相寺昭雄の世界を紹介します。
本展覧会は、映画・映像作品や関連する資料、自身が演出を施したオペラなどの音楽資料、数多くの愛用品や書画などとともに、映画やテレビを中心に独自の表現の可能性を切り開いた実相寺昭雄の魅力に迫ります。