武者小路実篤や志賀直哉など白樺派は1910年より雑誌『白樺』を発行し、西洋美術を日本に紹介しました。当時愛好家の多かったロダンにおいては特集号を刊行しその返礼として3点のブロンズを譲り受けています。
また、1912年梅原龍三郎により、日本で初めてのルオー作品『裸婦』がもたらされたとき、白樺同人たちが感動し、ルオーが多くの日本人に愛されるようになりました。
白樺派の人たちが愛したルオーとロダンの作品を中心に、白樺同人たちの作品も同時展示いたします。白樺派の夢を実現した当館のコレクションをぜひご観賞ください。