タイトル等
天狗寺陶白人展 ふりかえれば現代美術・なんぼのもんじゃ!
会場
奈義町現代美術館
会期
2011-02-16~2011-03-16
休催日
月曜日、祝日の翌日
開催時間
午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)
観覧料
一般・大学生200円(高校生以下・75歳以上は無料)
※但し、常設との共通の場合は通常料金700円でご覧頂けます。
概要
奈義町現代美術館では、岡山県津山市加茂町出身の美術家、天狗寺陶白人(1951年~)の過去から現在までに至る作品の変遷を俯瞰する回顧展を開催します。
天狗寺は、1970年代初頭の学生時代に大阪で観た造形作品に強い衝撃を受けて以来、現代美術の魅力に目覚め、常に現代美術の革新的な造形思想をバックボーンに、1980年代に掛けて野外アート・イベントなどに参画し、大地をキャンバスに見立てたオブジェや室内でのインスタレーション作品など、いずれも仮設展示でみせる作品を数多く制作し発表しています。「現代美術は作品を美術館に展示するだけではなく、大地、野外、室内、街角、更に身体、掌などあらゆるスペースを美術館とされてきたように、私は現代美術と考えて焼き物を制作しています。そして、デュシャンが美術館に便器を持ち込んだように、日常生活に美術品を持ち込み、ARTが日常に使われることを望んでいます。」と語るように、生業としている陶芸作品も、単に用の美を追求する伝統的アカデミズムを踏襲するのではなく、感情、精神の発露といった原始的な素朴さと実直さ、無邪気さを内包させたものを目指しています。
常に会派やグループには属さず、独立独歩な活動を展開し35年余り。過去のインスタレーション作品を主とし一部新作を加えて変遷を見ていくことを意図している本展を通して、県北の緑深い山間を拠点に、時代に向き合いながらも頑固に流されず、土臭さとおおらかさを忘れず、堂々と独自の路線で展開していく創作スタイルから創り出される作品の数々は、観る人に「置き忘れてきた何か」を感じ、考えさせてくれる問いかけになれば幸いです。
ホームページ
http://www.town.nagi.okayama.jp/moca/
展覧会問合せ先
0868-36-5811
会場住所
〒708-1323
岡山県勝田郡奈義町豊沢441
交通案内
① JR津山線 (所要時間:岡山より約1時間40分)
JR岡山駅 ―(津山線)― 津山駅 ―(中鉄バス、タクシー)― 美術館

② 智頭急行/智頭線 (所要時間:新大阪より約2時間40分)
JR新大阪駅 ―(特急スーパーはくと)― 智頭駅 ―(タクシー)― 美術館

③ 航空機 (所要時間:岡山空港より約1時間40分)
岡山空港 ―(リムジンバス)― 津山駅前 ―(中鉄バス、タクシー)― 美術館

⑤ ハイウェイバス (所要時間:大阪より約2時間50分)
大阪駅発、新大阪駅経由 ―(中国縦貫自動車道ハイウェイバス)― 美作インター停留所 ―(豊沢交通、タクシー)― 美術館
ホームページ
https://www.town.nagi.okayama.jp/moca/
岡山県勝田郡奈義町豊沢441
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