タイトル等
芸術写真の精華
日本のピクトリアリズム 珠玉の名品展
会場
東京都写真美術館
会期
2011-03-08~2011-05-08
休催日
月曜日(ただし3/21・5/2は開館)、3/22
開催時間
10:00~18:00(木・金は20:00まで)
※入館は閉館の30分前まで
観覧料
一般800(640)円/学生700(560)円/中高生・65歳以上600(480)円
※( )は20名以上団体および東京都写真美術館友の会、当館の映画鑑賞券ご提示者、上記カード会員割引/小学生以下および障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料/第3水曜日は65歳以上無料
主催者
公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館
概要
写真の芸術性は、写真術が発明された当初から模索されました。19世紀中頃から絵画を模倣することによって写真の芸術性を確立しようとする動きが顕著になり、世紀末には「ピクトリアリズム(絵画主義)」として世界を席巻します。日本でも明治時代中期に、初期の湿式コロディオン法からセラチン乾板への技術革新が行われることによって登場するアマチュア写真家たちが、西欧の動向を取り込みながら「芸術」としての写真のあり方を模索しはじめます。しかし、その模索は、日本の伝統的な絵画と受容したばかりの西洋絵画の両方を規範とする日本独自のピクトリアリズムの写真表現をかたちづくってゆくことになりました。

大正時代に入るとゴム印画やブロムオイル印画といったピグメント印画法を駆使した作品やソフト・フォーカスの表現をもつ作品が数多く生み出されました。手工芸的なプリントワークを高度に駆使したそれらは、一品制作の作品としてあるときはデリケートで精緻に、またあるときは豪放磊落(ごうほうらいらく)でユニークな表現を展開し、日本の写真表現に大きな潮流をつくります。この動向は、写真だけにしか出来ない表現を追求する近代的写真表現が確立した時代の中にあっても、形を変えながら受け継がれてゆきます。

本展では、明治時代後半から1930年代までに制作された、日本が世界に誇る珠玉の名品約120点と貴重な資料を一堂に集め、日本のピクトリアリズム表現の精華を堪能していただきます。そこには近代化の中で獲得した日本人の感情がいかに変容し、いかに変容しなかったかの軌跡が浮かび上がってくるでしょう。
ホームページ
http://www.syabi.com/index.shtml
展覧会問合せ先
Tel.03-3280-0099/Fax.03-3280-0033
会場住所
〒153-0062
東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
交通案内
当館の最寄駅は「恵比寿」です。
JR 恵比寿駅東口より 徒歩約7分
東京メトロ 日比谷線 恵比寿駅より 徒歩約10分

当館には専用の駐車場はございません。
お車でご来場の際は近隣の有料駐車場をご利用ください。
ホームページ
https://topmuseum.jp/
会場問合せ先
03-3280-0099
東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
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