2回目を迎える茅野市美術館アート×コミュニケーションでは、2007年第52 回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示作家であり、日本のみならず世界各地でフロッタージュの手法を用いて「都市の記憶」や「歴史の痕跡」を擦りとり、作品制作を行う岡部昌生(美術家・札幌大谷大学教授)を招き、2010年8月から11月にかけて、諏訪地域在住の市民を対象としたフロッタージュ・プロジェクトを行い、その成果として展覧会を開催します。
<諏訪をめぐる>連携プログラムで縄文文化、蚕糸、諏訪湖の成り立ちなどの知識を深め、諏訪地域の博物館をめぐりながら美術家、参加者が制作した作品、美術家と参加者との共同制作作品、美術家が諏訪地域で制作した作品、映像記録としてのアーカイブ、関連資料を一同に展示します。