私たちが身近に感じる近現代の歴史のイメージは、自身の生活体験を踏まえた時の経過とともに、たえず変化しています。
そして、時の流れは速いもので、もうすぐ、大正・昭和・平成と続く時間の帯が100年の大台を迎えます[大正元年/1912年]。
この展覧会では、古写真や各種印刷物を豊富に集めた高橋秀吉コレクションをはじめ、当館の永年に亘る収集活動で蓄積してきた寄贈資料の数々を中心に、「姫路」という地域に根ざした多彩な生活文化を紹介します。
今むかしの懐かしい情景に想いを寄せ、それぞれの自分史を再認識していただく機会となれば幸いです。