昭和30年代は白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫の「三種の神器」をはじめとする様々な家電が誕生し、家庭に普及しました。近代的な家電は私たちにとって豊かさの象徴であり、あこがれの存在でもありました。また、当時の家電のシンプルかつ丸みをおびたレトロなデザインはどこか懐かしく可愛らしいことから、その価値が見直されつつあります。
増田健一氏は20年にわたって、全国各地から昭和時代の家電を中心とした生活用品を個人で収集してきました。これまでホームページのみで公開されてきた増田氏の約200点のコレクションを本展では初めて一堂に紹介します。