スポーツ博物館では、毎年多くの貴重な資料を受けておりますが、その資料の中から“日本ボクシングの父”と言われる渡辺勇次郎氏(1889-1956)関連資料の御披露目をさせていただくこととしました。
明治末に渡米した渡辺氏は、現地で四回戦王となり、1921年帰国後、目黒に「日本拳闘クラブ」を設立して本場仕込みのボクシングを日本に普及させていきます。
今回の展示では、渡辺氏のお孫さんがお持ちになられていた資料を中心に、わが国ボクシング草創期の歴史をたどるとともに、いくつかの新収資料をご紹介させていただきます。
スポーツの秋、当博物館でスポーツにふれてみてはいかがでしょうか。