タイトル等
曽根裕 Perfect Moment
会場
東京オペラシティ アートギャラリー
会期
2011-01-15~2011-03-27
休催日
月曜日 (祝日の場合は翌火曜日)、2月13日
開催時間
11:00-19:00(金・土は20:00まで)
3月19日[土]~3月27日[日]は 11:00-18:00
※最終入場は閉館30分前まで
観覧料
一般1000 (800)円/大・高生800 (600)円/中・小生600 (400)円
※( )内は15名以上の団体料金
主催者
公益財団法人東京オペラシティ文化財団
概要
ロサンゼルス在住の作家・曽根裕は、国際的に高く評価されている日本人作家のひとりです。その作品は、観客を巻き込んだプロジェクト型の作品、映像、彫刻、ドローイング、油彩画など、実に幅広い展開を見せます。たとえば、19個の自転車をつなげ、19人で乗るものの、殆ど前に進むことのできない《19番目の彼女の足》などのプロジェクト、友人が夜行バスの中から撮影した夜の旅の風景を編集した《ナイト・バス》などの映像作品、さらには香港の夜景を象った大理石の彫刻《香港島》といったように、彼は到達不可能なもの、目に見えないもの、経験や空間といった形に留めることができないものを、意外な素材や技法によって作品として具現化し、私たちの想像力を常に
刺激してきました。近年は、中国とメキシコに工房を設け、現地の職人たちと協力しながら、彫刻作品を中心に制作を続けています。
本展は、中国の石工の街、崇武で作り上げた大理石の彫刻作品、メキシコのグアダラハラで作り上げた籘を編み込んだ新作の彫刻作品を中心に、久しく日本で紹介されることのなかった曽根裕の“人生=芸術”の「現在」を紹介します。
これらの彫刻作品は、その素材感から極めて古典的でモニュメンタルな印象を与えます。しかし、曽根は石や木といった素材としての自然と「アート(技術)」としての人工を対立させることなく、不可分のものとして結晶化し、現代の彫刻として再びそれらに新鮮な息吹を与えます。また、これらのモチーフは都市の夜景や光、雪の結晶といった刹那的で儚いものにもかかわらず、大理石などの堅牢な素材と伝統的な職人技によって具現化され、時間の厚みが加えられます。それはあたかも異なる民族や政治文化、歴史、社会、個々人のアイデンティティを抱え、複雑化した私たちの世界そのもののようです。さまざまな境界を越え、世界のあり方そのものを切り取るような制作によって、彼は、いま芸術を生み出すことの意味や、人間の根源的な創造力を検証しつづけているのです。
本展では、旧作・新作を通じて曽根裕の現在・過去・未来をご紹介します。そこで私たちは、まさにすべてが内包されているカオスな可能性に満ちた瞬間、「パーフェクト・モメント」を体感することになるでしょう。
ホームページ
http://www.operacity.jp/ag/
展覧会問合せ先
03-5353-0756
会場住所
〒163-1403
東京都新宿区西新宿3-20-2
交通案内
【電車】
京王新線 (都営地下鉄 新宿線乗り入れ) 初台駅東口下車 徒歩5分以内
(東京オペラシティビルに直結しています。)

小田急線 参宮橋駅より 徒歩約14分

都営地下鉄 大江戸線 西新宿五丁目駅 A2出口より 徒歩約17分

【バス】
渋谷駅西口バスターミナルより バス約20分
▶ 京王バス :
「中野駅行」 渋64 (11番乗り場)
● [東京オペラシティ]下車

▶ 京王バス :
「中野駅行」 渋63 (13番乗り場)
「阿佐ヶ谷駅行」 渋66 (15番乗り場)
「初台駅行」 渋61 (12番乗り場)
▶ 都営バス :
「阿佐ヶ谷駅行」 渋66 (15番乗り場)
● [東京オペラシティ南] 下車

新宿駅西口より バス約10分
▶ 京王バス :
「中野車庫行」 宿41 (20番乗り場)
「中野駅行」 宿45 (20番乗り場)
● [幡ヶ谷不動尊] 下車

*駅近辺混雑時は、バス発着時間が遅れる可能性がございます。

【車】
山手通りと甲州街道の交差する 初台交差点

[中央道方面から]
首都高速 4号線 初台出口(上り)より

[都心環状線方面から]
首都高速 4号新宿線 新宿出口(下り)より

[首都高速5号線 池袋方面から]
首都高速 中央環状線 中野長者橋出口(内回り)より

[東名道・首都高速3号渋谷線方面から]
首都高速 中央環状線 初台南出口(外回り)より
ホームページ
https://www.operacity.jp/ag/
東京都新宿区西新宿3-20-2
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