日本科学未来館は、インタラクティブ・インスティテュート、スウェーデン文化交流協会と共同で、イベント「ヴィジュアル・ヴォルテージ - スウェーデンのデザインとアートの視点」を開催いたします。
地球温暖化や資源の枯渇など環境問題が懸念される昨今、持続可能な社会のあり方に対する注目が集まっています。快適なライフスタイルを維持しながら、環境負荷の少ない暮らしに変えていくにはどうしたらいいのか、私たちは日常生活から改めて見つめ直さなければなりません。
本展は、エネルギー先進国であり、デザイン大国であるスウェーデンの著名なアーティストやデザイナーが、さまざまな研究成果に影響を受け制作した作品を展示します。日常生活の中で消費するエネルギーを可視化した作品により、来場者にエネルギーについての新たな視点をもたらす展覧会です。本展は、2008年にスウェーデンで公開し、世界5都市を巡回(上海、ワシントン、ブリュッセル、ベルリン、北京)、延べ14万人を動員しました。日本では今回が初公開となります。また、会期中は科学コミュニケーターによる見学ツアーを開催する予定です。