タイトル等
山口蓬春と安田靫彦
-至上の美を求めて-
会場
山口蓬春記念館
会期
2010-10-16~2010-12-23
休催日
毎週月曜日、11月4日(木)、11月24日(水)
開催時間
10:00~17:00(入館は16:30まで)
※会期中、一部展示替えを行います。
前期 10月16日(土)-11月23日(火・祝)
後期 11月25日(木)-12月23日(木・祝)
観覧料
一般 600円、高校生以下 無料
主催者
山口蓬春記念館・公益財団法人JR東海生涯学習財団
概要
山口蓬春(1893-1971)と安田靫彦(1884-1978)は近代日本画に大きな功績を残した芸術家です。また、それぞれ画生活の早いうちから古美術蒐集に目覚めており、独自の芸術観を作り上げています。
蓬春は、東京美術学校日本画科在学中より有職故実や模写によりやまと絵の基礎を学びます。大正末には鑑賞陶器に関心を抱き、その後はやまと絵以外の古典研究のため様々な古名画の模写や蒐集を行いました。一方、歴史画に新しい解釈と今日的な表現をもたらした靫彦は、東洋の古典に関する豊かな教養をもとに清澄高雅な画様式を展開する傍ら、良寛の遺墨に深い縁を確信、また宗達の繪に日本独自の美的感情を発見し、それらの紹介や顕彰、蒐集に勤しんだことでも知られています。
本展では、「みやび」と「あはれ」を備えた靫彦画とその書、静謐な時空間が凝縮された蓬春作品をはじめ、靫彦旧蔵品による古式の美をたたえた北魏俑、宗達や良寛の珠玉、古陶や茶陶の品々を紹介するとともに、蓬春コレクションからは蓬春が掌中の珠の如く慈しんだ樹下美人俑、靫彦の導きのもと慕い求めた良寛の遺墨、詩情に満ちた石仏の写生や拓本などを併せてご覧いただきます。
瀟洒な数寄屋造りの家屋や庭園からなる風光のもと、蓬春・靫彦という二人の芸術家が憧憬し、敬慕した東洋美術の粋にふれていただければ幸いです。
ホームページ
http://www.jrtf.or.jp/hoshun/
展覧会問合せ先
山口蓬春記念館Tel.046-875-6094
会場住所
〒240-0111
神奈川県三浦郡葉山町一色2320
交通案内
■電車でお越しのお客様
JR逗子駅 (横須賀線・湘南新宿ライン) → 京浜急行バス 3番乗場

新逗子駅 (京浜急行線) → 南口 2番乗場

海岸回り葉山行 (逗12)、「海岸回り福祉文化会館行 (逗11)」にて約18分
「三ヶ丘・神奈川県立近代美術館前」下車 徒歩2分
※ただし、土・日・祝日等は大変混みあう可能性がありますのでご注意ください。

【ルート案内】バス降車後、逗子に戻りながら信号機付横断歩道を通り過ぎ、山口蓬春記念館の電柱広告を右折し小道を上り、看板に沿って徒歩2分で正門に到着します。

■車でお越しのお客様
逗子ICから逗葉新道、県道207号線経由で約7km
ホームページ
https://www.hoshun.jp/
神奈川県三浦郡葉山町一色2320
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