タイトル等
ハンス・フィッシャーの世界
会場
高浜市やきものの里かわら美術館
会期
2010-10-02~2010-11-07
休催日
月曜日(祝日の場合は翌日)
開催時間
午前9時から午後5時まで
(観覧券の販売は、午後4時30分まで)
観覧料
高校生以上600(480)円、中学生以下無料
※( )内は前売、および20名以上の団体料金
主催者
高浜市やきものの里かわら美術館、中日新聞社
概要
『こねこのぴっち』『ブレーメンのおんがくたい』『たんじょうび』『長ぐつをはいたねこ』などの絵本作品を残したハンス・フィッシャーは、昨年で生誕100年を迎えました。
ハンス・フィッシャーは1909年スイスのベルンで生まれ、ジュネーブの美術学校で装飾画・版画を学んだ後、パリに出て働きながら第一線で活躍する芸術家を目指しました。その後スイスに戻り、絵画だけではなく、ショーウィンドーなどのデザインをはじめとする仕事をしています。
しかし、仕事の多忙さのために体をこわしてしまった彼は、静養を兼ねて引越しをします。スイスの美しい自然の中でスケッチをしたり、家で子どもたちと過ごしたりする毎日は、その後の彼の制作活動にとても重要な意味をもつことになりました。この新しい生活の中で、彼は画家として、親として、自分の子どもたちに絵本を作りました。長女には『ブレーメンのおんがくたい』を、長男には『いたずらもの』を、そして末娘には『たんじょうび』『こねこのぴっち』を贈っています。
また、スイスを代表するデザイナー、版画家として1952年ベネチア・ビエンナーレ、1955年サンパウロ・ビエンナーレに出品しましたが、1958年49歳の若さでこの世を去りました。
本展覧会では、彼が制作した絵本作品の原画に加え、スイスの教科書に使われた色鉛筆の挿絵や版画作品など、これまで紹介されてこなかった作品を含め幅広く紹介します。
彼の絵本は、自分の子どもたちを喜ばせただけでなく、幅広い人々に愛されつづけています。踊るような、リズミカルな線で描かれた、独自の表情を持つ作品たち。来場者が作品に込められた生命館と愛情を感じ取り、それぞれの心の中で育ててくださることを願っています。
ホームページ
http://www.takahama-kawara-museum.com
展覧会問合せ先
高浜市やきものの里かわら美術館 Tel.0566-52-3366
会場住所
〒444-1325
愛知県高浜市青木町9-6-18
交通案内
名鉄名古屋本線「知立駅」またはJR東海道線「刈谷駅」で名鉄三河線(碧南方面)に乗換え 名鉄「高浜港駅」下車徒歩10分
愛知県高浜市青木町9-6-18
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