タイトル等
『日本画』の前衛 1938–1949
会場
京都国立近代美術館
会期
2010-09-03~2010-10-17
休催日
月曜日(ただし、9月20日と10月11日は開館)、9月21日、10月12日
開催時間
午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
金曜日は午前9時30分~午後8時(入館は午後7時30分まで)
観覧料
一般850(700/600)円、大学生450(350/250)円、高校生以下無料
※( )内は、前売/20名以上の団体
主催者
京都国立近代美術館、東京国立近代美術館
概要
日本の風土に根ざし、季節感も豊かに穏やかな花鳥や山水が描かれた「日本画」の表現世界。その伝統的美意識の描写に飽きたらず、まったく新たな「日本画」の創造を目指そうとしたある集団が現れました。それが1938(昭和13)年4月に結成された「歴程美術協会」です。
しかも時代は太平洋戦争開戦前夜。国家総動員法が公布され、灯火管制規制や大本営本部といった文字もおどるまさに非常時。この時代に果敢にも「日本画」開拓に挑む姿も驚きですが、自由美術協会や美術文化など当時の洋画家たちとも交流し、抽象やシュルレアリスムはいうまでもなく、バウハウスの造形や工芸までも取り込んだその創造活動こそ、わが国ではじめて具体化した「前衛」美術運動といって過言ではありません。
本展覧会では「歴程美術協会展」に出品ののち、公開されたことのない山岡良文や船田玉樹が描いた新機軸の「日本画」作品、丸木位里や岩橋英遠らの現存する貴重な問題作、さらに交流のあった靉光や長谷川三郎ら洋画家たちの代表作に、「歴程展」に出品された八木虚平(一夫)の陶芸なども加え、「『日本画』の前衛」について多角的に検証します。そして、やがて戦争拡大とともに未完の「前衛」と化した様相にも触れながら、戦後「歴程美術協会」の再生ともいうべき「パンリアル」誕生へといたる道を、80余点の作品と未公開の資料によって探ります。
多くの方々が抱いている「日本画」に対するイメージが、まったく変わってしまう展覧会となるに違いありません。
ホームページ
http://www.momak.go.jp/
展覧会問合せ先
代表:Tel.075-761-4111 テレホンサービス:Tel.075-761-9900
会場住所
〒606-8344
京都府京都市左京区岡崎円勝寺町
交通案内
□JR~バスをご利用の方
■JR・近鉄京都駅前(A1のりば)から
市バス5番 岩倉行
「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ

■JR・近鉄京都駅前(D1のりば)から
市バス100番(急行) 銀閣寺行
「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ

□阪急電鉄・京阪電鉄~バスをご利用の方
■阪急烏丸駅・河原町駅、京阪三条駅から
市バス5番 岩倉行
「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ

■阪急烏丸駅・河原町駅、京阪祇園四条駅から
市バス46番 平安神宮行
「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ

□市バス他系統ご利用の方
「岡崎公園 ロームシアター京都・みやこめっせ前」下車徒歩5分
「東山二条・岡崎公園口」下車 徒歩約10分

□地下鉄ご利用の方
地下鉄東西線「東山」駅下車 徒歩約10分


□お車でお越しになる方
当館には、一般のお客様にご利用いただける駐車場がございません。
近隣の有料駐車場施設のご利用をお願いいたします。

有料入館者は、駐車券を持参いただくと駐車場の割引(1台1名)が受けられます。ご来館の際、1F受付に駐車券をお持ちください。
※割引は合計より200円引きとなります。
ホームページ
https://www.momak.go.jp/
会場問合せ先
京都国立近代美術館:Tel.075-761-4111
テレホンサービス(展覧会のご案内):Tel.075-761-9900
京都府京都市左京区岡崎円勝寺町
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