横綱白鵬が、平成22年1月場所14日目から連勝を続け、7月場所を終えた時点で47となりました。昭和以降の連勝記録では大鵬を抜いて3位に浮上しました。また、大関魁皇が平成22年1月場所3日目、幕内勝星数の記録を更新。魁皇は5月場所千秋楽には史上二人目となる通算勝星1000勝を達成しています。白鵬、魁皇ともに、これから記録をどこまで伸ばしていくか注目を集めています。
先人が残した数々の記録は、後輩たちにとっての大きな目標であり、励みとなってきました。燦然と輝く記録からは、その力士の強さだけではなく、日々の努力や不屈の精神力が伝わってきます。今回の展覧会では、優勝回数や通算勝星数、通算連続出場回数など、12の記録にその名を残している力士をご紹介いたします。相撲史に刻まれた大記録を打ち立てた力士たちの偉大さを、この機会に改めて感じていただければ幸いです。