2010年水戸における『アンサンブルズ』のテーマは「共振」。参加するのは音楽家、建築家、美術家、技術者、地域住民と幅広く、さまざまな人びとの個々のアイデアやエネルギーが「共振」し、水戸の街なかにうねりをつくりだすことをイメージして行います。
関わる人びとそれぞれの個性が、触発しあって従来の音楽の枠には収まらないアンサンブルをうみだし、展示やパレード、特殊コンサート、ワークショップ、ラジオ番組、ネット配信などさまざまなカタチとなって現われます。
大友が自身の音楽性を追究するなかでうまれた『アンサンブルズ』が、美術や音楽といったジャンルの違い、専門家やアマチュアといったキャリアの違いを飛び越えた協働を通し、「人」のなかに、そして「人と人」の間にうみだすさまざまなカタチの「共振」をぜひご覧ください。